岩殿山ハイク、雲海の向こうに富士山が! | 折々

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日々感じたこと

 いつもの退職した方々と一緒に、大月の岩殿山に行ってきました。

 家を出る時は真っ青な空が上にあったのですが、大月に着く頃にはすっかり霧が出てしまい皆さんからは心配の声が上がりました。この霧は晴れるとみんなを励ましながら岩殿山の急な登りにとりつきました。

 

霧の中を登る がまずみの実が真っ赤に色づいていました

 

頂上が見えてきました

 

 最後の階段を上がり広場に着くと白簱史朗写真記念館、その脇を廻りさらに登ります。

 頂上は開けた台地状になっており、大同元年(806年)開創と伝わる天台宗寺院の円通寺が存在し、修験道の場として栄えたそうです。その後戦国時代になって小山田氏が砦を作りました。南北方向を崖に囲まれておりいかにも堅固な城といった感じです。

 頂上について南方を望むと思いかけず富士山がくっきりと顔を出していました。最初に着いた人の歓声でみんな一斉にその方を見ました。雲海の上に浮かぶ富士山を堪能、しばし富士山鑑賞の休憩となりました。

 

雲の間から大月の街が霞んで見えます 

 

 頂上から少し戻って稚児落としへ。

 やがて鎖場が現れ、必至で鎖をつかんで突破、さらに上でもう一度鎖場でしたが、ここは林間にエスケープルートがありこちらを選択。稜線に戻ったところでお昼としました。

 

鎖場にとりつく

 

 その後稜線をしばらく行くと稚児落としの崖の上に出ました。下をのぞくのが怖いような崖の上でした。

 

稚児落としの崖の上から紅葉と富士を望む

 

稚児落としを振り返る

 

 下って浅利部落に出て、ちょうど来たバスに乗って大月に戻りました。駅前で一杯飲みながら今年のハイクを振り返り、今日の一日を終わりました。

 

途中で見つけたツメレンゲ

 

今日のコース