大阪に引っ越して早一月半です。やっとこさ大阪ライフにも慣れてきました。
ただ、和歌山に住んでた時みたいに仕事→釣り場直行は出来てません。
なんたって居住地が南河内の内陸なんで釣りに行くのも一苦労です。
最寄りが堺なんですが。。。今の住んでる処からでは“ぶっちゃけ泉南行くのと変わらん”ので何時も泉南に行ってしまいます。
でも・・・。片道30kmで所要時間が約40分ですよ。もうプチ遠征状態(●´・ω・)ノ
忙しいってのもあったのですが、週に2回行ければ万々歳です。
4月初旬の泉南メバルはいいサイズが連発でした。それに乗じてタケノコメバルやムラソイまでが出まくりでした。
でも4月第3週以降、はサイズが。。。残念でした。
さてさて、去る5月10日(土)の夜。和歌山までタイトル通りの“ザ・豆”のテストに行って参りました。

和歌山を離れて一ヶ月ちょっとなんですが状況が全然分からない。
そこで凄腕アングラーの見習いアジンガーさんとコラボさせて頂くことになりました。
阪和道の貝塚ICから乗り、一路和歌山ICまで高速移動。釣具のマルニシでピンキー0.2号の巻き替えをして移動。でもってニャー助ポイントに降り立ちました。
先に見習いアジンガーさんが到着されてて。
「時合い終わったよ~。」
俺「(@ ̄□ ̄@;)」なんてこった。。。
やっぱり俺が行くと難しくなるってジンクスは大阪に移ってもそのままでした。
でも居ない訳でも無いとザ・豆の0.7で探り始めます。
ここのアジの特徴は、湾の最奥部が河口になっているので一度入ったアジは河口まで移動してUターンをして帰って来る途中の場所にあります。それ故、通り道を上手く把握できればアタリを引けます。
ただ、行きと帰りでレンジが異なることが多く、前半表層で当たってもその後はボトムで食って来るなんてのはザラです。
薀蓄を語れば長くなりますが、アジのレンジを見つけるには表層からカウントダウンのフォールで探すのが一番効率いいのではと考えていますので順番に探していきます。
ただ、到着したときはド干潮手前。中層からボトムに絞って探してみます。
フォールさせて、そろそろボトムと思っても未だ着かない。巻き上げてくるとまだ中層から上がってきました。
?????????
(;・∀・)あれ?フォール遅いやん!
そう。ストリームヘッドとは若干速度が異なるようですね。
ストリームヘッドは先端が鋭角になっているので水を切るように落ちていくのですが、このザ豆の場合は、ビーンズ型の平たいジグヘッドなので抵抗が増しているのでしょうか?
↓こんな感じのヘッド(34HPより)

フォール速度に慣れぬまま、落とし込んで行くと少し重くなった。そのまま乗せると18cmくらいのアジでした。
神経抜きも上手くできました。見習いアジンガーさんのクーラーにレッツGO。
しばらくすると全くノーカンジになったので北側にある漁港に移動。
先行者が一人居られ入らせて頂く。状況をお聞きすると、「全く渋い」とのこと。
どーして俺が行くと・・・。(本日2回目)
今日はザ豆縛りで!!と考えていたのでそのままキャスト。
ワームはJrの「こうはく」でセットしていたのですが、どーもそんな感じでなくってもっとロングが良いかもと閃いて、マッカム1.7のハワイアンブルーにチェンジ。
ここでヘッドも0.5gのザ豆にチェンジ。
外灯の正面に落として5カウントするとひったくられた!!
15cmくらいの豆でしたが、がっちり掛かってました。
しかし、続かないんですよ。これが・・・。
さらに明暗部を攻め、底の方で二つゲットでした。
その後、ボートハウスがあるポイントに移り、ポツポツで終了。
見習いアジンガーさん。本当にありがとうございました。(ビタミンウォーターご馳走様でした。)
そこから地獄の長距離ドライブで奈良の実家に。
サクラに遊んでもらい(遊ばれてるのほうが正しいかな・・・。)
手が傷だらけになり。(噛み癖が。。。)

こう来て。。。

こうなる。。。
大阪の家に帰ってからの泉佐野のメバリングで再度、ザ豆のテストを挙行しました。
今回の検証は、ザ豆のメバルへの有効性とストリームヘッドとの使い分けです。
どうしても自分の目で確かめたいので外灯の周りで浮いている個体をサイトで釣ります。
最初はストリームで流していたのですが、やはり豆メバルでは乗り切れない個体が散見されました。これは0.5gと0.3gでも共通でした。
ラインもピンキー0.2とフロロ0.8の組み合わせです。(昨日と一緒)
また、どれだけ小さなメバルを釣れるかを検証の対象としていので、ワームはレインのアミリンガーです。
そこで、ザ豆に換えて検証。
見た目では分かり難かったのですが、やっぱりフォール速度が緩やかな気がします。
そして、引っ張った時のレンジキープのしやすいこと!!これ凄いです。
確かに、群れを作って一定層を回遊する豆アジにはこの速度が最良な気がします。
特に、サビキの横などで釣ってると起こる“アミ酔い”の状態ではいかにレンジをキープするかがキモになると思ってます。その点ではかなり有効に思いました。
すると。。。漂ってたメバルが口を使いました!!
一撃必殺。というか。。。ドラグも鳴らずに上がって来ました。

はい、10.5cmのメバル。ちょっと大きいよね。(えっ!?)
でもしっかり上あごに掛かってます。

テスト3回目。
今度はアミパターンの時に有効性はあるのか?をテーマにテストしてみました。
場所は泉南・岬町のとっとパーク小島周辺です。
餌師が先に居られ、シラサエビでメバルを狙っておられました。メバルはポツポツ飽きのこない程度でヒットしてます。
メバルへの有効性は先日のチェックしましたので、アジ待ちです。
アミパターンということでレインのアミリンガー+ザ豆0.5gの組み合わせ
潮が動き始めると、メバさんがちらほら浮き始めて・・・。キャストしてもメバルばかり
結局、1時間半程したときに表層が騒がしくなりはじめました。
キャスト後にゼロカウントで表層を流すと、今までとは全然違う引き。
アジでした。

その後、ポツポツで合計6匹。
しかし、表層を高速で引っ張っているため、掛かりは口先で上げた途端に外れることが多く如何に奥に掛けるかが課題となりました。
ここでザ豆を私なりのインプレでまとめておきます。
・潜行速度はストリームヘッドに比べて若干遅い気がする。
・レンジキープ力はストリームヘッドに比べて高く、浮き上がりも少ない気がする。
・線型が0.43mmと非常に細いフックで貫通力は抜群だけども、スレ針が故にイトフケを出すと物凄くバレ易い(これは仕方ないよね)
・豆アジ専用となっているが、豆メバルでも十分対応。40cmのセイゴも十分に対応できる剛性を備えている。(泉佐野で実証)
・ラインアイがストリームヘッドに比べて大きいから、糸を通しやすい。
ぐらいでしょうか?
僕なりの使い方としてはこんな風に考えてます。
潜行速度の速いストリームでアジのレンジを先ず探索。
→レンジを確認。20cm前後の個体ならそのままストリームで釣る。
→アタリがあるが乗らない?ザ豆を出動させる。
(→釣れない…。腕が悪い。。。)
ローテーションでかなりの範囲をカバー出来るのではないかと考えてます。
長くなりました。読んで頂きありがとうございました。
(o ̄∇ ̄)ノほな