感謝は子供の頃から親に教えられ、当然わかっている感覚だと思ってきた。

でも、本当の感謝の意味をわかっていなかったのかもしれない。

そう感じたのは、本当の感謝の意味を知ったからかもしれない。

松田サリー先生が作られた、ドイツの医学の言語療法に世界にある51種類の技術を組み合わせた学問、BPMがある。

学問と言っているが、実は人間の本質である、ということだ。

7歳までに作る創痍(心の傷)は誰もが持っているものだが、それが普段の物事の考え方、捉え方にとても影響を与えている。

自覚しなくても。

非常にやっかいだ。

そのやっかいに思える創痍(心の傷)も、松田サリー先生から教わることで、武器に変えることができる。

武器に変わる時は、人それぞれの感じかただ。

私は、諦めずに変わる(生まれたての自分に戻る)ことを決めていた。それだけは諦めずにいる、と決めていた。

最近は物事の変化が早すぎて、考え方を変えざるを得ない、短い時間で大事なことを決めないといけないことがあり、ものすごく悩んだし、考え、人に相談した。

もともと私は相談は苦手だ。
何でも自分のことは自分でする、と思っていたので、人に頼ることはとても苦手なのだ。

それすら創痍の一つである。

そしていらないプライド。

必要なプライドといらないプライドがあると思う。

自分の限界を認めて、思いきって人に頼った時、初めていらないプライドがあるということを知った。

プライドを持つことで、自分を苦しめてきたこともわかった。

そんな時に、すべてのことやすべての人、すべての物に感謝しかない、という感情を抱いた。

何かしてくれたから感謝、ではなく、存在するだけで感謝。

理論理屈では表現しても説明が難しい。

とにかく、私はこの気付きに感謝と感動をいだいた。