一般社会では頭がよくて、できる人が素晴らしくて、学校の成績がいいのがいい、と教えられてきた。
私は頭が悪いことを自分でよくわかっていた。
で、頭がいいことが評価されるので、私はコンプレックスの塊だった。
その思いを持っているので、余計周りからバカにされる。
これは引き寄せの法則でよくあることだ。
そして、私の母親は何でも上手くやりこなすすごい人だっただけに、さあ大変。
できなきゃいけない自分を目指さなければいけなくなった。
そして、何か失敗すると揶揄される。
本当に、できないといけない、を目指さないといけなくなってしまった。
で、私はしっかりものです、という仮面をかぶらなければいけなかった。
でも、できなくても、仮面も本当はいらなかった。
頭が悪い(本当の悪さではない)ほうが知恵を使うことができ、より自分の能力が発揮できる。
人には頭のいい頭脳より、本来もつ能力を生かすことができるらしい。
頭脳を使わないほうがいいらしい。
最も大切なのは、素の自分をそのまま認めることだ。
頭が悪くても、色々できる自分でなくても、その自分を認めることのほうが成功できる。
そのように松田サリー先生から教わった。
私は今までの疲れる、頭のいいしっかりものの自分の振りをすることをすっかりやめた。
これがどんなに楽なのかを知った。そして、このほうが成功できて、もっとすごい能力が使えることのほうがいいに決まっている。
すごいラッキーな私だとつくずく思った。
