ある知り合いが、こんなことを話してくれた。
旦那様が車を運転するときに、前にいる車が制限速度より遅いスピードで走っていたら、イライラして、文句を言う、らしい。

そんなにイライラしなくてもいいのに、と口論になるというのだ。

その旦那様は人に自分のこだわりをこうであるべき、と思っているか、もっと早く進みたいのに邪魔されている、と思ったからだろう。
そんなにイライラしなくてもいいのに、と思っている本人は、他人事のように考えている。

私は話を聞きながら他人事に思えなかった。

自分のペースを乱されることにイライラする自分にとって、同じ状況になれば私も多少なりとも気分を害すると思った。

私の改善すべき所を教えてくださった。

話した本人は気付いてないかもしれない。

確かにその話をしているときに、左の鼻から鼻水が勝手に流れてきた。

BPMでは、すべての体の症状は脳からの電気信号の指令によって起きると解明されている。

私は人の話を他人事にはせず、松田サリー先生に教わった言語療法の言語をひたすら言い続けている。

子供の頃の7歳までの記憶にある創痍(心の傷)は、引き寄せを起こしてくれるので、自分の状況を教えてくれる。

毎日が身の回りにヒントとしてやってくる。

そこを見逃さないで、その時々に解消することをコツコツしていくと、いつの間にか自分では気づかないけど、周りの人が変化に気づくほど変わっている。


大きいことをしようとせず、小さなことをコツコツしていくことが大切だ。