夏になると、美味しい果物がお店にも並ぶ。
桃が好きな方がいらっしゃって、桃を買うけれども、高いので、あまり頻繁には買えない、とおしゃっていた。
松田サリー先生は、例えば牛肉を買うときに、安いほう、高いほう、どちらを買うか迷ったら、好きなほう、美味しいほうを買うのがいい、と教えて下さった。
好みではないのに、安いほうを買うのはよくない、ということである。
これには意味がある。
つい節約したくなると、安いほうを選んでしまうことがあるが、これは実はあまりよくないということだ。
自分にとって。
食べ物が持つ、心理的な意味があり、どうするかによって私たちの思考に影響を与えるからだ。
食べ物の持つ意味はすごく大きい。
子供の頃は、残さず食べなさい、栄養があるんだからこれも食べなさい、と嫌いなのに居残りして学校の給食を食べていた。
嫌いなのに無理やり食べなければいけない、というのがよくない。
これにも意味があるからだ。
私たちは、食はとても大切なものだけれども、色々な食べ物の概念を知ると、心理的な状態もわかるというくらい、BPMではすでに解明されている。

