私は、子供の頃から、なんとなく楽しく過ごしているという感覚がなく、
自分の中でやるべきことをただ毎日やっていた、という日々が
続いていました。
学校を卒業してもやりたいこともなく。
でもこういう言い方をすれば親にはかなり申し訳ないことになってしまうのは
事実です。というのは、特にやりたいことでもなかったけれども23歳の時に
美容師を目指して東京へ行くきっかけを作ってくれたのは両親だったからです。
美容師になるのには学校へまた通うことになるので、お金が掛かるのは当然で、
これで楽しくなかった、というのはかなりの失礼な話ですね。本当は感謝しております。
ただただ何かしなければ、何もしない(仕事しない)わけにはいかないので、
美容師の仕事をしながら美容学校へも通っていました。
特になりたかった職業でもないけれども、親戚のアドバイスもあり、サラリーマン
より、技術を身につけたらどうか、というアドバイスをいただいたので、2ヶ月ほど
悩みましたが、決心しました。
自分が決めたからにはやり遂げよう、どうせなら、独立するまではやってみよう、
と思い、長い美容師人生が始まりました。
ただ、10代の頃に描いていた本当の夢は、人の何かを助けることがしたい、
というもので、20代の頃はボランティアをしたこともあります。
それよりも、自分にとっての問題は、いつもイライラしていたことです。
なぜこんなにすぐにイライラするのか?
理由がわからないけれども、なんて私は嫌な人間なのだ、と常に思っていました。
本屋に行っては何か解決するものがないかと常に答えを探していました。
自己啓発、スピリチュアル、社会科学などなど。
でも何を読んでも、肝心なところがわからない、腑に落ちない、何かが足りない、
そんな日々が長いこと続きました。
もう答えなどないのかな、と諦めかけていました。
答えを探すのを止めていた今から約2年半前、ベリーダンスの先生との出会い
から、想像以上の、思いもよらない学問をついに見つけました!
それは、BPMという学問を取り入れたフィットネスダンスです。あらかじめ
決められたテンポのいい音楽に合わせてダンスするだけで、考え方、
つまり思考が変わり、自分が変わる、というものでした。
直感で、「これが探していたものかも!」と感じました。
やっと見つけた、という嬉しい感覚でした。(^-^)
その後の変化の過程は、次回お話します。