山形を去る | ぼくはきっと魔法を使う

ぼくはきっと魔法を使う

半分創作、半分事実。
幼い頃の想い出を基に、簡単な物語を書きます。
ちょっと不思議な、
ありそうで、なさそうな、そんな。

土曜日に約三か月間過ごした山形を去りました。

魚も日本酒も美味しい良い街でした。

蒸し暑いと聞いていた夏も、地元名古屋の蒸し暑さ程ではなく、

正直、一生暮らせると思いました。

それが簡単に言えるのは、東北の冬を経験していないからでしょう。


お世話になった職場の方にはいつも美味しい日本酒を御馳走になり、

翌日は必ず二日酔い。

高い日本酒を飲むと身震いし鳥肌が立つようになりました。


というわけで寮に戻ってきましたが、寮のこの独特の空気感が苦手という哀しい現実。

街の風は山形よりも冷たく、そして独特の匂いがあります。

周囲は田畑のみで人も街灯も少なく、いと寂し。

ただし、創作意欲が非常に高まる不思議な街です。

本日は職場復帰もし、こちらは皆さん再び温かく迎え入れてくれました。


さて、現場復帰したばかりですが、来週中に今度は東京へ赴任決定しました。

山形や今の街よりもモノに溢れる東京でしばらく暮らしますが、

今度は一体何を得られるのでしょうか。