幼い頃、青空に浮かぶ白い雲を眺めては、あれはアイスクリームだとか、あれはドラゴンだとか。
夏によく遊びに行った川では、川原にころがる石を集めて、これはおにぎりみたいだとか、これはUFOみたいだとか。
また、古代の人々は、夜もすがら満天の星を眺めてそれらを線で結んでは、そこに見えるのは天に駆け上がる犬だとか、むこうに見えるのはサソリに命を奪われた狩人だとか・・・。
現在、冬真っ只中。
寒空の下、一人溜息を吐くとそこには、可愛いしろくまが一匹現れました。
さあ、
あなたの吐く息は一体何に見えますか?