我が家は毎週水曜日は『健さん(高倉健さん)の日』なんだけど(BSで ずっと健さんの映画をやっている)、昨日は『八甲田山』でした。
昔の映画で有名な作品だけれど、私も夫も初視聴
ずっと三國連太郎氏の役(山田少佐)に怒っていましたw
史実(八甲田山 雪中行軍 遭難事件)に基づいた話でモデルもいることなので あまり言いたくはないけど、無能な上官の下で働く部下は いつの時代も大変だなと
色々あった選択肢を 全て間違った方を選んでいるし、それによって199名も亡くなっているし(最後は責任取って?拳銃で自決したけど)。
感想
●寒いと(過酷さもあったけど)気が狂うんだな(※特に、おしっこのシーンとか壮絶だったな)
●『マッドマックス(怒りのデス・ロード)』と同じ、基本「行って帰ってくるだけ」のストーリー(砂漠と雪山の違い)
●前田吟氏(斉藤伍長)、良い役だった
●北大路欣也氏、先週の『新幹線大爆破』にも出ていたけど、若い時かっこいいな(今も、もちろん男前)
●吹雪の中の健さんが、いつ「タロ!ジロ!」って言うか(『南極物語』)一瞬 錯覚した
●緒形拳氏の無駄遣い感
●自然を舐めるな!!
名台詞!!
このシーンが一番良かったな
最初は去っていく案内人に
「お礼も言わんのかいっ」
って思ったけど、さすが健さん!
全編通して私的には感動も涙もなかったけれど(もう何やってんの?っていう呆れだけ)、本当に過酷な雪中行軍だったんだなぁと実感できました。
俳優さんたちも、大変なロケだっただろうなぁ(雪崩も実際にダイナマイトで雪崩を起こしたんだとか ほんとに事故に巻き込まれたら、どうすんの?)。
結局、戦争はクソだなという結論(戦争がなければ、あんな演習もしなくて いいわけだし。八甲田山から生還できた人たちも後の戦争で亡くなったそう。もう目も当てられない)。