ランチで お腹も心も満たされた後は、みやま市のお隣 大牟田市へ
ここは昔 炭鉱で栄えた町で、現在『宮原(みやのはら)坑跡』が見学できます。
※今回も写真多めです。
駐車場には、お馴染み‟顔はめ看板”
※少し拡大できます
残っているのは第二竪坑と巻揚機室、そして鉄道敷跡だけです。
駐車場から宮原坑跡へ向かう橋から撮影
ここの下には掘った石炭を運ぶ線路の枕木が残されています
馬が運んでいたので平坦な道になるよう地面を均して、三池港に合わせた高さになっているそう
こちらを向いている黄色い帽子と
ジャンパー姿の方がガイドさん
ちょうど↑の方がガイドして下さいました
見学無料、ガイドも無料です
※少し拡大できます
基本 竪坑は2つあって、第一竪坑は揚炭・入気・排水を主にし、第二竪坑は人員昇降を主として排気・排水・揚炭も兼ねていたそう。
ここは水が多くて、とにかく排水が大変だったみたいです
レンガ壁の穴から竪坑内を覗くこともできますが、危ないため(地下160m)現在はコンクリートで埋められています。
1901年(明治34年)に設備が完成(1931年(昭和6年)に閉坑)。
鉄骨自体は当時のものですが、平成?年かに塗装をし直しているので新しく綺麗に見えますね。
高さ22m
ガンダムより ちょっと大きい
(大きな建物は全てガンダム換算)
溶接の技術もまだなかったので、東京タワーと同じようにリベットで接合されています。
『若戸大橋 リベット接合』
こちら↑は同じ福岡県内の若戸大橋の修繕工事(2011年)でリベット接合をしている動画です。
こちらが坑内へと昇降するエレベーター
扉がなく、しかもスピードも速いので めっちゃ怖そう
中央黒い2本のロープを巻揚げて
エレベーターを昇降させる
炭函(たんかん)
これに掘った石炭を入れて運ぶ
「巻揚機室」入口
巻揚げ機
ロープの巻き方を左右逆にして
一度に昇降ができるようにした
私は工場萌え、サビさび大好きマンなので、もうワクワクが止まりません
汽罐場煙突基礎
施設から少し離れた場所に
煙突の基礎があった
石炭を掘るのは命の危険ももちろんあるし、本当に大変な労力だっただろうなと思います。
軍艦島に行った時も思ったけれど(ま、軍艦島は海上(海そば)なので船への運搬までの過程は多少楽だったかもだけど)。
ガイドさんの解説のおかげで、詳しく学ぶことができました
駐車場にあったトイレ