先日、TVのローカルニュースで「シチメンソウ」の話題があって初めて知り「ぜひ観たい!」と思って群生地である佐賀へ行ってきました
川にかかる「しおみ橋」にもシチメンソウのレリーフがあります。
「東よか干潟ビジターセンター」の『ひがさす』に入ってみました。
まだ新しいのか、とっても綺麗。
館内は無料です(※レクチャールーム(研修室)のみ使用料がかかります。要 事前申請)。
フォトスポットの巨大シオマネキ
よっ!!
1Fには『ひがたの旅 展示室』があり、有明海にいる生き物などが学べます。
板の上に乗って干潟を進むガタスキーと、ムツゴロウなどを引っかけて捕まえる漁のための道具
ちなみに毎年5、6月に「ガタスキー競技」や「自転車競走ガタチャリ」など、有明海の干潟で どろんこになりながら競うガタリンピックが行われます。
有明海で獲れるワラスボやムツゴロウ、トビハゼなどの透明骨格標本。
とっても綺麗
ムツゴロウの骨
ビデオもミニシアターで座って見られます。
そもそも「‟シチメンソウ”とは何ぞや?」って話ですが、漢字では「七面草」と書き 20cm~40cmのヒユ科の一年草です。
シチメンソウの巨大模型
世界的にも珍しい塩生植物(=高塩濃度に耐える種子植物のことでマングローブなどが有名)で、葉っぱがこん棒状に枝分かれして伸びた独特の形をしています。
秋になると紅紫色になり「海の紅葉」とも呼ばれ、有明海の風物詩となっています。
七面鳥の顔のように色変わりすることからシチメンソウ(七面草)と名付けられたようです。
カニの標本
ムツゴロウの巣穴を形どった樹脂標本が穴から見えます。
巣穴の樹脂標本
渡り鳥の模型
干潟の様子が見られるライブカメラがあるインフォメーション。
お土産物の販売コーナーや、ちょっとしたカフェも併設されていますよ
佐賀平野の堀に住む生き物たちとして、モロコ?(モツゴだったっけ?)やタナゴなどなど たくさんの種類の小魚が展示。
さあ 2Fのパノラマ展望台へ上がってみましょう。
逆光で見辛く あまり綺麗には見えませんでしたが、干潟と真っ赤に色づいたシチメンソウが一面に広がっていました
時期が過ぎて枯れていたら嫌だなと思ったのですが、まずまず・・かな?
展望台を下りて、もう少し近くに行ってみましょう
展望台
②につづく。