シオエク21巻 | From Rabbit House

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今一番 熱い音楽漫画『シオリ エクスペリエンス』21巻が届きました音符

 

 

シオエクに新加入した丈二が表紙となっています気づき

 

一応、丈二のメイン回・・なのかな?

 

以下、無駄に長文になりましたタラー

 

 

《あらすじ》

 

※※※※※

 

ジミ加入後の初ライヴが成功を収めた『The 27 Club』

 

今まではレジェンドの「器」で良いと思っていた男子メンバー達はエランやシオリの活躍に焦りを感じ始める。

 

自分達もレジェンドに影響を与えられるような存在になりたいと強く願うようになるが、そもそも「ブルース」が何なのかが分からない。

 

それはレジェンドのひとり、ブライアンも同じだった。

 

 

一方、脱退したシオリの代わりに加入した丈二コスモがツインギターとなった『新生シオエク』は初めてのライヴを終えた。

 

新メンバー二人の活躍によって大盛況にも思えたが、ヴォーカルの目黒は完全に食われた感じになりヴォーカリスト=バンドの顔としての存在感に自信を失う。

 

そんな目黒に丈二は「見せたいものがある」と実家へ連れていく。

 

 

しかしバンド活動によって2000万円もの借金をこしらえ さんざん迷惑をかけたため、家族に合わせる顔がない丈二。

 

丈二がいなくなってからの生活が妹から明かされ 謝るばかりの丈二に当然 父親は激怒するものの「音楽で作った借りは音楽で返せ」と丈二のバンド活動を許すことに。

 

目黒を自身の部屋へ呼び、昔の自分のライヴビデオを見せる丈二。

 

そこにヒントがあった。

 

 

そしてBTLを勝ち上がっていく『生きし地に陽見入り居』

 

そのギターヴォーカルであるトヨタもまたクロスロードで「エイミー・ワインハウス」と運命的な出会いを果たすのだった。

 

誕生日であるBTLの決勝戦 その日までにトヨタは伝説を残すことができなければ、現在27歳の彼は契約によって死んでしまうのである。

 

※※※※※

 

 

コミックの表紙にも書かれている「‟持たざる者”たちの苦難と葛藤」が描かれた今作でした。

 

‟持たざる者”とは『The 27 Club』のジム、カート、ブライアンの器である男子3名

 

そして『シオエク』の目黒に、『生きしっち』のトヨタ

 

 

クロスロードでレジェンドたちとの契約を結んでいないのは目黒だけ。

 

ジャックインできない目黒は自力で頑張るしかない(その分、何歳になろうが失敗しようが命を落とすことはないけれど)

 

『The 27 Club』の他の面々は まだ若いので時間があるだろうが、後がないのは27歳のシオリトヨタである。

 

27歳が終わるまでに伝説を残さなければ死んでしまうのだから。

 

その期限は もう迫っている!!

 

 

シオリがライヴ後の打ち上げで居眠りしながら寝言で言った「シオリ・エクスペリエンス」というワードにカートは驚いていたけれど

 

伝説を残すのはやはり『The 27 Club』としてではなく『シオエク』としてなのだろうか。

 

そうなるとシオリとトヨタの一騎打ちみたいなことになってしまうのか?

 

強敵に思えたトヨタだけれど、意外とすぐに敗退するのかなぁ?

 

天下のトヨタだよ?ここまで大層な名前残して引っ張ってきたのに、そんなに弱(雑魚)キャラかなぁ??

 

 

シオリは一旦『The 27 Club』で伝説を残して、トヨタもBTL優勝で伝説を残して、その後シオリはシオエクに戻って これからも活動していけばいいのにな。

 

もちろん現シオエクメンバーにも勝ち進んでほしいとは思っているけどね。

 

 

それにしてもエランのクズ親父モーガンの俳優生命を絶ったMGレーベル会長のやり方も怖いなぁ。

 

絶対に敵に回したくない存在だわ 滝汗

 

 

「今回も号泣した」という感想をよそで見たけれど、恐らく丈二の実家でのエピソードだと思うんだけれど、涙腺が弱い私ですら泣かなかったな。

 

丈二はドクズじゃん(面白いし かっこいいし、嫌いなキャラではないけどね)

 

騙されたのは気の毒ではあるけど、家族に借金を背負わせて10年も逃げ回って。

 

シオリなんか お給料全てを借金に充てて・・だなんて可哀想すぎる。

 

それなのに丈二をかばって。本当にお兄ちゃん大好きでギタリストとして尊敬しているんだね。

 

 

目黒も一生懸命、自分なりに体力作りやボイトレなんか努力しているけれども成果が伴っていないし。

 

でも今後、自分で歌詞を書くことで一皮むけそうだな。

 

 

トヨタは狂っていて怖かったね。

 

エイミーと同化していて、血文字で歌詞を書いていた光景にゾッとしたよ。

 

『鬼滅』の妓夫太郎みたいな見た目で不気味。

 

血みどろのトヨタ

 

妓夫太郎

(鬼滅公式サイトから画像を

ちょっとお借りしています)

 

生気が感じられず、死相が濃く表れているよう。

 

今の所まだ私的には彼はあまり魅力的なキャラには見えないんだけれど、『ブラバス』みたいに お互いを高め合えるライバルとして、今後 色んな過去エピなんかも交えて面白くなってくるのかな?

 

てなとこですかね。

 

 

思った以上に長文になって、ごめんなさい。

 

まぁ好きな人しか読まないだろうから堪忍ね。