『JUNK HEAD~第一章』を視聴しました | From Rabbit House

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昨年ここでも紹介したSFストップモーションアニメ『JUNK HEAD』が、なんとアマプラで配信されていました~ビックリマークビックリマーク

 

キャー、嬉しすぎるダッシュ

 

早速、観てみました。

 

上矢印昨年、書いたブログ記事

 

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《あらすじ》

 

環境破壊で地上には住めないほど汚染され、人類は地下で生きることに。

 

労働力として人工生命体“マリガン”を創造するも自我に目覚めたマリガンが反乱をおこし地下を乗っ取って1600年。

 

技術開発により人類は生殖機能を失うことで不老不死を手に入れた。

 

しかしウイルスによって人類滅亡の危機にさらされ、かつて創造し独自に進化したマリガンに生殖能力の可能性を見出し

 

主人公パートンは地下へと探索へ行くのだが・・・。

 

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これを堀貴秀監督が(映画公開当時「激レアさん」にも出てましたよね)一人で制作したと思うと(数名スタッフの方も いらっしゃるけれど) もう ほんと凄すぎて絶句。

 

10分20分の短編ならまだしも1時間40分なんて狂気の沙汰としか思えないw

 

以前も書いたけれどセットが好み(私は“工場萌え”な人なので)笑

 

スクショさせていただいています(以下同じ)

 

先日BSで放映されていた大友克洋氏の『スチームボーイ』を観たけれど、似たような感じのシーンがあったりなかったり(オマージュなんだろう)

 

 

キャラクターも硬い無機質な(でも温かい印象もある)アンドロイド

 

(=主人公パートン(地下では“神”と崇められたり(白いスベスベ流線形の可愛いやつ)、いかにも旧型ロボット“ポン太”として雑用を押し付けられたり))

 

 

モンスターや人工生命体マリガンのプニプニぶよぶよ柔らかい(シリコンっぽい)感じ、

 

 

洋服のテキスタイルなどの質感の違いも面白いし、造形のキモ可愛さが渋滞している。

 

私は歯をむき出しにして襲ってくるモンスターらよりクノコという謎の食べ物(人型の胴体に培養された?何かで、その突起物を切って食べる)の方が怖かったよアセアセ

 

 

主人公はモンスターに追いかけられたり、村人に助けられたり、記憶を失ったりしながらのドタバタコメディ。

 

なのにラストの『地獄の三鬼神』(最初に主人公を助けた黒い3馬鹿兄弟)の2名(フランシスとジュリアン)が主人公を助けて死ぬシーンに思わずがポロリ泣

 

 

「オレ達 天国に行けるかな?」

 

「行けるさ だって オレ達 

神様を・・・助けたんだから」

 

ってところで、ね(ベタベタなんだけど、それがいい)

 

 

関西弁のサギ師は因果応報というか勧善懲悪というか、まぁ「人を騙すとこうなるよ」って教訓も入っていたり。

 

赤い服の少女ニコとの交流(ちょっとした恋愛パート?)も可愛らしいし。

 

子どもが見るにはがビシャーって飛び散ったり、ちょっとグロいかな?と思わないでもないけれど。

 

とりあえず観終わった後、しばらく放心状態でした・・・。

 

 

一応、この作品は三部作ということで これが第一章なわけだけれど

 

セットやキャラは出来ているので(新しいものを作るとしても)7年はかからないでしょう、多分。

 

残り二作品も楽しみです音譜

 

 

公式サイトです下矢印