『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ』 | From Rabbit House

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久々映画ネタです。

 

アマプラで映画を観るのも久々で(TV放映しているものは割と観ている) 何かあるかな~と思ったら

 

『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ』が。

 

 

聞いたことがあるタイトルだけど観たことがなかったので早速視聴。

 

1960年アメリカで公開されたB級モノクロ映画です(ジャンルはホラーとなっていますが完全にコメディ)

 

 

《あらすじ》

 

※※※※※

 

主人公シーモアは花屋に勤める青年で、何をしても失敗ばかりで店主からクビを言い渡される。

 

そこに現れたお客から「珍種がある店は繁盛する」と聞かされ、シーモアは「珍種の植物を育てている」と家に取りに帰るものの それは枯れかけていた。

 

店主は「1週間猶予をやるからクビにされたくなければ、うまく育てろ」とシーモアに告げる。

 

 

水や肥料をやるが、うまく育たない。

しかし、ある時 その植物の好物(栄養)をシーモアは発見した。

 

それは、なんと●●の●●!!

 

翌日には数倍にも大きな成長をみせた植物へ、シーモアは愛する女性(店主の娘)の名をとって「オードリージュニア」と名付ける。

 

珍しい植物見たさにお客が殺到し、店は繁盛し始めた。

 

 

ところが夜になるとオードリージュニアは突然 人間の言葉を話し始め「腹がへったー なんか食わせろ」とシーモアに“栄養”を要求するのだった。

 

困り果てたシーモアだったが仕事を失うわけにもいかず、夜の街へと繰り出したところ思わぬ出来事が・・・。

 

※※※※※

 

 

昔の映画なので作りはチープですが、ブラックユーモア(コメディ)で とても面白い作品です。

 

たった2日で撮影したという逸話もあるらしいけれども、そんなクオリティには見えません。

 

ただ本編とは関係のないところで言えば・・・字幕で日本語訳がついているのですが誤字が多くて とても気になります。

 

(「し」を「レ」と書いてあったりあせる日本語ネイティブじゃない人が つけたのかな)

 

 

登場人物はシーモアの母親も、シーモアが慕っている娘オードリーも、花屋のお客も、歯医者も全員変人だらけ。

 

最初はシーモアのドジっぷりにもイライラさせられましたが(店主と同じ気持ちで全然笑えない汗)

 

どんどん引き込まれ、最後は どうなっちゃうんだろう?とハラハラドキドキ。

 

オチ(最後の最後)で笑ってしまいました。

まぁ、予想通りと言えば予想通りで因果応報なのですが。

 

 

この作品はミュージカルとなった後(1986年)に映画がハリウッドでリメイクされ

 

日本でもキャストを変え、度々ミュージカルが上演されているほど人気のようです。

 

その原点を ご覧あれ。