ドラマ『ひとりキャンプで食って寝る』の感想の続きです。
全12話で奇数回は三浦貴大演じる「健人」の物語、偶数回は夏帆演じる「七子」の物語。
それぞれ脚本家も監督も異なるので、「健人」と「七子」で全く違う感じのお話(演出)となっています。
健人回は比較的まともだったのですが(健人は割と真面目な常識人で全て受け入れる(=断れない)タイプ)、
七子回は結構エキセントリックで不可思議なファンタジーw (まぁ、ある意味リアルっちゃリアルな部分もある)
七子のキャラ自体がかなりヤバイ人っぽい。
サバサバといえば聞こえはいいけどガサツで口が悪いし(自分のことを「オレ」ってLINEのやり取りで書いてたねw)、独り言(しかも一人コント!)が多いし(←面白演出の一環なんだろうけど逆に怖い)
一見コミュ障?(一般の人に声を掛けられても無視したり逃げたり)かと思いきや、
久丸や ひっこくり(蟹釣り)の少年なんかとは よく喋るし(単に年下男子が好きなだけ?)。
周りが見えなくなるタイプ(←主に店員との会話で判断。きのこの回とか、最終回のドブ釣りの件とか、ひとつ気になると ずーっとしつこく尋ねたり)。
まぁ自分の気持ちに正直なだけなんだろうけど。
変わり者というか不思議ちゃんというか・・。
どちらかといえば七子は普通のキャンプというよりもサバイバルに近いし、タフなキャラじゃないとやっていけないからかな。
それか、も・し・か・す・る・と・・・『ゆるキャン』なんかが流行っているけど
主人公が可愛らしいと「リアルでもそんな人がいるんだ!」と勘違いする層が一定数いて、
実際にキャンプ場を訪れてソロキャン女子が狙われたり襲われたりするのを避けるためとか?
(もちろんソロキャンしている女子ーズに可愛い人がいないわけじゃないけど、あんまりTVでやってしまうと増長させるかもしれないから)。
「ソロキャンする女子は変わり者ですよー!!」ってけん制する意味合いもこめて、七子をこんなとんでもキャラにしたとか??
うーむ、謎。
七子の男っぽいヘンテコキャラが嫌で視聴 脱落した人も多そう。
私は嫌いじゃなかったけど。
さてさて、七子回で好きなのはメジナ釣りの回です(結局釣れなくて蟹の味噌汁を食べてたけど、それはそれで良し!)。
自分で道具を揃えて本格的に釣りを始めた回で、ハラハラ ドキドキ ワクワクが味わえました。
(他の回と比べてイライラ度がなかったから純粋に楽しめた)
少年とのやり取りも自然で良かったし。
その後、渓流釣りも釣れなくてクレソン食べてたし、最終回も鮎釣れなくて(かかった鰻は久丸が逃がすし鯰もかかったけど捌けないからリリース)
雑草うどんと(←製麺機!)、よもぎバウムクーヘン作ってたし、いつも雑草食べてるなw
まぁ素人だから、そうそう簡単には釣れないよね。
そこはリアルで良いと思う(前回は、ちゃっかりメジナとキス釣れてた。日毎、釣りも上達してる。それにしてもテント男の衝撃よ)。
七子はよく唐揚げや天ぷらを作っているので「キャンプで揚げ物ってどうなのよ?」って思っていたんだけれど、
調べてみると皆 結構キャンプで揚げ物やってたりするのね。
ビックリ
めんどくさそうだけど「外だと匂いや汚れが気にならないから家で作るより良い」って意見もあって、「そういう考え方もあるんだ!」って目から鱗でした。
だから、前回釣りキャンプに行った際も(←私の話)
「アジを釣って唐揚げにするんだー」って、はりきって小麦粉と油を持って行ったものの出番なかった・・(次こそは)
ドラマは最後仕事モードな日常の七子が出てきたけれども、本社の納涼会でキャンプするって話が出て
「あたしアウトドアとか全然わかんないんでー」とか電話で話しながらも公園に生えてる野イチゴを摘んで食べているのが面白かったです
そこからのエンディングの(野草(よもぎ?)を花束みたいに束ねて顔の前にかざした)七子がめーちゃめちゃ可愛いかったー
最後まで観たご褒美かな。
今まで夏帆に変なキャラ演じさせてごめんなさいって感じの可愛いサービスショットでしたね。
このドラマは好き嫌いが分かれそうで続編はなさそうな感じだけれども、またいつか健人と七子に会えたらいいな。
2、3日前、取引先の社長と話していて「正月(休み)は雪山登山(キャンプ)とか行かんと?」って訊かれたけど
「無理無理!遭難します」って返しました。
「ほんとのキャンパーは冬にキャンプするんよ」とか言われたけど、寒さで死んでしまう・・
キャンプ行きたいけどな~、春までお預けだな。
社長が「使ってないタープあるけどいる?」って言っていて一瞬貰おうかと思ったけれど、
今でもすでにアウトドア関係の物が溢れているので物を増やさないようにと思って遠慮しときました。
あー、趣味(アウトドア用品専用)の小屋が欲しい
家の裏に少しスペースあるから作ろうかなぁ・・。