桜花 | From Rabbit House

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好きな音楽や日々の暮らしを
思うまま感じるまま。

最低気温2℃なのに季節はずれなの話題です。

 

台風の影響で先月、各地で桜の花が咲いたというニュースもあったりしたので、あながち季節はずれな話題でもないかな(いや、十分季節はずれ)

 

あれ(前記事)から毎日エレカシを聴いて動画を観て、どうしても書きたくなったので。

 

『桜の花、舞い上がる道を』が好き過ぎて、毎回聴くたびに涙が出るのはどうして?

 

 

この曲が発売されたのは約10年ほど前なんだけれども、当初「あ~、とうとう桜ソングに手を出したなぁ」と、ちょっと がっかりした気持ちになっていました。

 

これは『今宵の月のように』が世に出た時にも起こった感情。

 

「あー、とうとう売れ線狙いの曲書いたな。魂売った」と。

 

そこから、あんまりエレカシって好きじゃなくなったんだよね。

 

 

まぁ、メジャーで音楽をやっていくためには売れる曲を書かないといけないんだけれども

 

(正直、それまでのエレカシはデビューから7年(かな?)売れずに くすぶっていた(契約も切られた)って経緯もあるから理解はできるんだけれども)

 

「ロックバンドは商業音楽に走っちゃダメでしょ」って思いが私の中では強くて。

 

 

 

でも私も大人になった・・というか歳をとったのかな。

今回 借りたCDを聴いて、恐らくエレカシっぽくない楽曲たちに心震えている自分がいる。

 

そもそもエレカシっぽいって何?ってことだけれど。

一般的には熱くて男くさくて、まっすぐ(ストレートな歌詞)で、ガツンとくるイメージ?

 

 

前記事で、聴いて泣きそうになったというのは『俺たちの明日』なんだけれども

 

 

CMソングでサビしか聞いたことなかったから、ベタベタな歌詞に昔だったら鼻で笑っちゃってたんだろうけれども(←性格悪すぎだろw)

 

今は何かジ~ンと胸をうつ感じで、思わず涙が出そうで焦るという(なんか夫と、その友人を思い出しちゃって・・)

 

 

エレカシっぽくない曲でかっこいいなと思ったのは『RAINBOW』

 

 

めちゃめちゃ好きなんだけど、しかし なんでこんな曲作っちゃったんだろう?

 

やっぱ違う意味での売れ線狙いなのかな?(バンドサウンドとしての今時なエモい感じを狙っての)

 

 

 

で、話を戻して(すぐに脱線する悪い癖)、『桜の花-』です。

 

歌詞関係なく、あまりの美メロ泣きメロで曲だけで泣いてしまう。

 

映像(↓)を見ると一生懸命さが逆に滑稽で、ミヤジには悪いけど笑ってしまう(ごめん)

 

 

更に歌詞をよく聴くと、すごく前向きで希望に満ち溢れているんだよね。

 

桜が舞い散るっていうと『終焉』って感じで物悲しいイメージけれども『舞い上がる』っていう表現が真逆でマイナスをプラスに転じるというか

 

「人生は花さ 思い出は散りゆき 俺が再び咲かせよう」とか

「取り敢えず行くしかなさそうだ 上り下りの道」とか

「確かに感じる 明日は来る」とか

 

なんか、ちょっと背中を押されるような気持ち。

それが とても心地よい。

 

 

 

大体の曲はミヤジが作詞作曲しているんだけれども、この曲は蔦屋好位置氏との共作になっていて(だからエレカシ(ミヤジ)っぽくない)

 

初期はワンマンでやっていたのを後期は色んな人をプロデューサーに迎え、色んな意見に耳を傾けることができたのがヒットに繋がったし

 

ミヤジ自身も大人になったんだなぁ(歳をとって丸くなったんだな)と感じました。

 

 

6月に出た新譜、初期のロックテイストに戻ったとの噂。

 

 

30年経って世間に周知され、やっと演りたい音楽ができるようになったんだと思うと、こっちまで嬉しくなりました。

 

でもきっと、こういう路線だと売れないんだろうけどねw (もう売れなくても関係なく好きなことやってほしいよ)

 

 

「なんか気になるな~」とか「同じ匂いがする」って感じる人は自分と誕生日が近いってことが(私の場合)多いので、「もしや?」と思ってミヤジも調べたら、見事に誕生日が1日違いでした(もちろん生年は違うけどね。フタオなのも同じ)

 

来週はMステ、いよいよスカパラと共演です♪