つづきです。
案内され奥の和室へ。
お庭も眺められます。
行った時間が遅かったからか、鯛のメニューが二品とも売り切れでした。
お魚食べたかったのにな。
なので私は『健康御膳』を選びました。
↑画像にはありませんが、これに お味噌汁と香の物がつきます。
こちらは お肉もお魚も一切なく、すべてお野菜でヘルシーなのに満足感もあって美味しかったです。
味付けが良いのもあるけれど、お野菜自体が美味しいのかな。
特に「おからと大豆のコロッケ」(左上)につける お味噌が絶品でした。
それとレンコンと人参を揚げて甘辛いタレで からめた物も、めちゃめちゃ美味しかったです。
夫は『糸島産 とり天御膳』を(ピンぼけでスミマセン)。
とり天を一つ夫がくれたのですが、ふわっふわ柔らかくて生姜が効いて、これまた美味しかったです(さっきから美味しいしか言ってない)。
デザートは水羊羹。
甘い物で ほっこり。
どうも ごちそうさまでした。
帰ろうとしたところイケメンスタッフの方が、お店の説明をしてくださいました。
何も知らずに来たのですが、こちらは元々お醤油屋さんで(なので厳密に言えば古民家レストランではない)150年前くらいのお店を改装しているそう。
歴史を感じますね。
こちら↑で、お醤油が作られていたらしいです。
お醤油を入れる容器(陶器)は当時高かったので番号が書かれてあって、お客さんに貸していたとのこと(お醤油を入れて渡して、それを返してもらって、またそれに お醤油を入れて渡すシステム)。
食事をしていた部屋の柱には刀傷が残っているそうです。
京都の寺田屋とかも行ったことがありますが、昔はそういうことが ちょくちょくあったのかしら?物騒だなぁ。
残念ながら お食事をされている方がいらしたので、そばに寄ることが出来ず刀傷は確認できませんでした。
柱時計だけ撮影できました。
文字盤を見て、何かお気づきでしょうか?
数字が31まである。
そう、カレンダーです。
内側は時刻で、外側は日付を刻んでいます(針は動いてないようですが)。
昔の物がこうやって残っているのは嬉しいですね。
大事にしていって欲しいなと思います。
お食事以外でも楽しめて、素敵な お店でした。