KENZI | From Rabbit House

From Rabbit House

好きな音楽や日々の暮らしを
思うまま感じるまま。

このブログのタイトルは「From Rabbit House」です。
直訳すると「うさぎ小屋から」


日本の狭い住宅事情を揶揄して言う際「うさぎ小屋」という言い方をします。

(余談ですが、先日近所で野うさぎを見ました。

田舎に移り住んで野生のタヌキはわりかし よく見るのですが、野生のうさぎに出会えるなんて素敵やん♪)



で、その「うさぎ小屋(狭い家)」からブログ発信してますよという意味をこめて、このタイトルにしたわけですが、

もうひとつ意味というか ある曲のタイトルから そのまんま頂いています。



それがKENZI&THE TRIPS(以下ケントリで)の『FROM RABBIT HOUSE』(メジャー1stアルバムのタイトルでもある)


昨年メジャーデビュー30周年を迎えたケントリ。

バンド解散したりソロでやったり紆余曲折ありながらもKENZIさんは未だ現役。

知らない人の方が多いと思います。
たくさんの人に知ってもらいたいという気も ことさらありませんw

前回書いたKEN BANDのJUN GRAYは、このバンドに在籍していたのです。



ケントリは私の初めてのパンクとの出会いなんですよね、たぶん。

実際には その前にブルーハーツがあったりするのですが、ブルーハーツって「やさしさロック」って感じ。

本当のパンク好きな人達(私は違う)からは、パンクのカテゴリーに入れてもらえてないんじゃないかな?



ケントリもゴリゴリな、もろパンクの方々からは「ホワイトパンクス」って馬鹿にされるような軽め?のパンクなので

「パンク=怖い」なイメージの私でも とっつきやすかったんだと思います。


今はどうか分からないけれど、当時のライヴハウスって本当に怖い印象がありました。



初めて聴いたのは「インディーズ・フェスティバル」という1987年に野音で行われたライヴCD。

他にもGASTUNKYBO2などオムニバスで各バンド2曲ずつだったかな?入っていて、

ケントリは『DIANA』『CHEESELITA』が収録されていました。


『DIANA』はポールアンカのカバーで日本語詞で異色だし、
『CHEESE-』は「おっぱいが好きさ~♪」から始まるしでw、なんなんだ!と衝撃を受けました。



KENZIさんの独特な巻き舌で歌う声が受け付けないという話をよく耳にしますが

私はすんなり受け入れられ、むしろ それが癖になって そこからアルバムを遡って聴くことに。


ファッションもパンク=革ジャンに鋲みたいなステレオタイプ的な感じとは180度違うし(KENZIさんハーフパンツとかだし)

音楽的にもミディアムテンポの曲だったりバラードが多かったりしたのがパンクバンドとして当時異質だったし特徴かな~?

実際にライヴを観たのは解散後でした。
1991~1992年あたりかな?



ちなみに夫のバンドと出会ったのもその頃で、ケントリみたいな音楽をやっていたのです。

初めはコピーかな?って思ったけどオリジナルでした。

ライヴ後メンバーに話しかけたら、やはり彼らもケントリが好きとのことで意気投合。

だからケントリがいなければ(聴いてなければ)夫とも出会ってないし、結婚にも至ってないわけです^^



今から10年くらい前に二度ほどライヴを観て、30周年ライヴは行けなかったのですが、

デビュー当時のオリジナルメンバーがほぼ集結(ここでもJUN GRAY登場)

観たかったな~。

まぁ東京まで遠征なんて、よっぽどじゃないと しません(できません)が。



ただ時々無性に聴きたくなるのです。

特にファーストアルバム『ブラボージョニーは今夜もHAPPYEND』名盤中の名盤

捨て曲なし!本当にかっこいい!!(これは声を大にして言いたい)

今は再販されましたが、長年ずっと版権の関係で再販されることはないだろうと言われていました。

(なのでFC特典でこのCDを貰うためにFCに入ったほど)


いや~いいですよ。
一度聴いてみてください。

残念ながらブログタイトルの曲はUPされていませんでしたので「ブラボージョニー」

私が一番好きな「臆病なテロリスト」をどうぞ♪