地元の医学部としてよく知られている愛知医科大学の数学の問題をみてみたいと思います。

今年度の問題がまだ手元にないので、去年(2014年度)の問題について、解答解説も加えてみました。


愛知医科大学は、以前は入りやすい大学であったと思うのですが、今では偏差値65の大学です。

数学の問題は私立医学部では割と珍しい全問記述方式です。私立の医学部は受験者が大変多く、採点に時間がかかるため、全問記述式での解答はそれほど多くありません。

愛知医科大学で記述式を課しているということは、論理的思考力がしっかりしている学生を入学させたいということでありましょう。


問題はやはり偏差値65の大学らしく非常に難問が多い・・・というわけではありません。おおよそ半分以上の問題は教科書の章末問題レベルです。2014年では大問1.2.3がこれにあたります。ここを完答できれば、合格点に到達することはほぼ間違いありません。


大問4.5は若干難度が高い問題ではありますが、難しすぎるほどではありませんし、大問5に関しては(1)は確実に取れるでしょう。


結論として、愛知医科大学は、論理構成を正しく行えて、教科書レベルのトレーニングをしっかりと積んでいる生徒が合格できるということになります。


医学部というと難しいことをしなければいけないという意識が働くものですが、実際には基礎力がしっかりと整っているということが大切です。


また、愛知医科大学の入試は、名古屋市立大学を受験する生徒にはトライアルということで受験させたいものです。形式はとても似ていると感じています。


問題の詳細解説は次回に


愛知2014.1



愛知2014.2



愛知2014.3



愛知2014.4.1



愛知2014.4.2



愛知2014.5