
「会社法さえ・・・いてくれれば・・・」(商法 談)
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戦後、今の憲法が日本に施行されるようになって、法律の世界はガラリと変わりました。
それ以前の憲法が法学的には「およそ憲法とも言えない」と言われちゃうくらいに時代遅れのものだったのが、いきなりひとっ飛びに最先端人権規程を持つ日本国憲法になりましたから。
それにあわせて、各種の法律も変わらざるを得なかったのです。
ところが、商法には殆ど変化がなかった。
それは、商法がビジネス関係法であり、あんまり人権規程や統治行為規程の影響を受けなかったのもありますが、商法だけは、常に国際的にも最先端である必要があり続けたためでもあります。
商法は明治32年制定以来、すっげー頻繁に改正を繰り返してきました。
もともと旧商法の制定は欧米の巨大な資本に対抗するための企の必要という発想から生まれたものです。
それは今の商法も同じで、常に時代に即して臨機応変に改正を重ねていかなければ、日本の企業体が立ちゆかなくなってしまうものですから、それこそ迅速に時代の流れを読んで、どんどん改正に改正を重ねてきました。
ですから、別に憲法にあわせて遅れを取り戻すような規程が必要なかったんです。
それだけ時代の最先端を突っ走ってきた商法ですが
改正に改正を重ねて、条文はガタガタに複雑になってしまいました。
そのうちに、会社法や保険法が独立し・・・
もう、あんまり改正の必要もないような、空っぽの法律になってしまったと・・・。
そういうことです。








