他に雑多な事を書きなぐる。

 

 

 

 

・河了貂は大丈夫なのか?

 

 

5期を見てて一番心配になったのは河了貂だ。黒羊の戦いでの貂の判断は、飛信隊の力を過信し過ぎてるし、「5千人隊は戦局に影響を与え得る存在」という意識に引きずられ過ぎているように見えた。

 

趙国が軽兵を走らせて、右手前の丘を抑えた陽動に対して、貂は本来の任務である中央の丘の奥への前線の押し上げを放棄し、右手前の奪還に動いてしまった。

 

そもそも、右手前の占拠は桓齮軍右翼の役目で、密林で姿は見えないものの向かっており、そちらに任せておけば良かった。

 

ところが、貂は飛信隊でもって奪還することを考えてしまった。この判断は、千人隊の頃の彼女ならしない/できない。5千人隊(羌瘣と併せて8千?)への急速な成長に、貂の意識が振り回されてるように感じた。

 

この失敗でそこに気付かないと、たぶん李牧に惨敗する羽目になると思う。史実キャラなら生死はだいたい史実通りになると思うけど、貂は架空キャラだから、まさかの途中退場もあるのでは?と危惧してる。

 

 

 

 

・趙高、おまえまだ出てくるんか

 

 

趙高が蜀に行く場面があった。当時の巴蜀地方は流刑地のようなものらしいけど、あれを見て「おまえまだ登場すんのかよ」と。

 

まさか扶蘇と蒙恬のアレまでやるのかと、すっげ心配してる。

 

 

 

 

 

・桓齮やべー

 

 

非道なところもやべーのだが、ここで言いたいのは作戦の方。

 

桓齮が途中で丘攻めを放棄して何もしなかった時、ワタシは桓齮が敵の補給ルートを断てる地形を抑えたのだと思っていた。つまり、趙軍をわざと丘の上に引き入れて、要塞化工事を行わせつつ補給や水の手を断ってしまい、丘の攻略戦を籠城戦に変えてしまうのだろうと思ったのだ。

 

これは真田昌幸が上田城の工事を徳川方にやらせて、しれっと奪い取ったところにヒントを得た着想だった。

 

 

甘かった。軍略だの武将だのって範疇で考えてんじゃねーと桓齮は言っていたのに、軍略で物を考えてしまった時点で、ワタシ程度は桓齮の足元にも及ばねぇ。

 

っつか、作者が凄すぎんか。