人の死に関わる重たい件が発端なので、苦手な方はバックしてたもれ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ともあれ、2日目の行程。到達目標は仙台。

 

 

 

 6号線へ戻り北上すると相馬市に至る。ここが戦国大名の相馬氏が割拠した所か~などと考えながら走っていたし、地図で見てたときは海の近くをイメージしてたのに、実際は山の間を走るんだなとか考えていた事を思い出す。

 

 取り立てて書き残したいこともない。阿武隈川を渡って4号線と合流した辺りから車が増えて渋滞していたことは覚えているし、一気に空気が汚くなったことも覚えているが。

 

 

 

 問題は仙台市に入る辺りで起きた。今度は左膝を痛めてしまったのだ。これで両膝負傷である。

 

 痛みを堪えつつ仙台駅近くまで到着。確か東横インに泊まったような。宿に荷物を置いて夕飯を物色す。針治療的な何かでスパーッと治らねぇかななどと考えながら街をうろつく。

 

 牛タンを食す。美味し。絶品。

 

 

 ところで荷物と言うのは、少々の着替えやタオルに歯ブラシ、非常時のカロリーメイト。そして輪行バッグである。函館空港からチャリごと空輸で東京へ戻るのだ。流石にこの距離をまた走って戻る気力は無い。

 

 

 しかし、両膝を痛めてしまって、明日以降どうなるやらだ。

 

 

 

 

 3日目は盛岡を目標。

 

 

 4号線をひたすら北上するのだが、地図で見る限り、上手い事平野部を走って行ける気がしていた。実際恐れていたほどにアップダウンは無かった気がする。

 

 一関か前沢の辺りでスパに入った記憶があるんだけど、正確にどの辺りだったかを思い出せない。こうやって色々な事を忘れていく。

 

 

 盛岡に着いた頃にはもう身体はガタガタだった。やはり一日10時間以上を走るというのはキツイ。一日だけならともかく連日はキツイ。痛みの方は漕いでると慣れていくというか、どんどんダメになってるというか、よく分からないナニカのおかげで走れた。

 

 どうしてあんなに必死だったんだろう?と思うし、今同じ状況に置かれてたら、やっぱり自分は同じ事をするだろうなとも思っていて、自分という人間さえ理解できてないのに、人の事なんて分かるわけねぇだろ的にヤケクソ気味になったりする。