「三国志14」は本当に面白いだけに所々至らない部分が目立つのが惜しい。惜しすぎて悶絶する。

 

 どれくらい至らないかというと、減点方式で採点する人に評価させたらダメゲー認定されるんじゃないかというレベル。

 

 

 内政は根本から考え直してほしい。現状は、都市ごとに武将を配置して、内政→地域内政コマンドを選んで一人ずつ配置して、新たに都市を奪ったら、また異動して配置しなおして、元の都市の開発枠が空いたから他の都市から異動してきて…のループ。

 

 ハッキリ言ってめんどくさすぎるし、何より致命的なのが武将数の少ない勢力だと開発しようにも手が足りなさ過ぎてどうにもならないという問題。

 

 

 せっかく「施政」という勢力ごとに強化方針を設定できるモノを用意したんだから、これを流用すればいいんではないかと思うのだ。

 

 

 これはイイ。施政は実にイイ。これの行政機構バージョンを用意してくれれば内政面における無用の煩わしさも軽減されるはず。

 

 武将の所属都市に関係なく、ここに配置すれば勢力が支配している全ての地域の開発が行え、色塗りも少しずつ進むようにしていい(全国に占める支配率に見合った政治力・武将数を確保できない場合、効果は減少する。最低保証アリ)。これで地域内政の為に煩わしい異動を繰り返す手間は消滅する。 

 

 これまでの地域内政は副次的な扱いにして、派遣すればその地域の開発速度が上がるようにすればいい。あくまで開発や治安維持の基本は行政機構にあるけど、重点強化したければ武将を配置するというイメージ。ここに任命された武将は自動で都市に異動し、行政機構からは外れる。つまり、全体を平均的に上げることと奪ったばかりの都市の復旧や本拠地の強化、前線の強化をトレードオフの関係にする。

 

 

 農業、商業、治安の3つはこれまでの流れから必須として、街道水運整備による街道移動時のコスト低減や輸送力強化、人事政策の充実によって11PKのように推挙が発生したり獲得経験値が増加したり、忠誠度の自然低下を防いだり。

 

 施政から内政と人事を切り離して開発の方に回していい。現状だと中盤以降の割拠主義の施政が弱すぎる。軍事も支援も枠が少ないので、正面からぶつかっても覇道他に対して著しく不利。主義による差別化は枠の数ではなく選べる政策にすべき。

 

 施政と勢力開発を兼任できるかどうかや、開発部門ごとの武将人数は調整が必要として、官爵が上がれば配置可能数が増えたり、勢力規模に合わせて実施できる政策が増えてもいいかな。

 

 

 特定の武将を揃えると特別な政策が発動したり、親愛武将を一緒に組ませると効果が上がったり、陳登みたいな名士がいると徐州の開発に有利だったり、、、という妄想も捗るんだけど、現状の内政項目の大雑把さからは無理かなぁ。

 

 

 

 

 それと、大異動みたいなコマンドが欲しい。クールタイム1年、必要命令書30枚とか厳しめでいいから。

 

 ある程度領土が広がった時に全軍の再編成をしたいのってワタシだけですかね。総員の配置を見直して、柴桑は周瑜麾下に呂蒙、徐盛以下云々、建業には孫権麾下に周泰、蒋欽etc、会稽方面は賀斉や呂岱を中心に以下略、、、、みたいな風に全体を弄りたくなるんだよなぁ。

 

 

 ついでに命令フェイズ、進行フェイズにプラスして報告フェイズ作って欲しい。探索、登用の報告が進行中に挟まってくるのは流れを悪くするだけで良いことない。どころか報告は月末だけでいいかも。

 

 あとは米を転がせばどうにでもなる経済バランスも改善求ム。言わば転がさないとどうにもならないバランスであって、改善は必須。具体的には米収入を上げたうえで、米価が安過ぎにならないようにして欲しい。そうしないと農業の価値が無さ過ぎる