※もしかしてのネタバレ注意
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男土の毒と地獄についての続き。毒=ゾンビ化を引き起こす何かという仮定に基づいた話でしかないのだけど、これ以外の線が思い浮かばないから、暫くはこれで進める。大丈夫、どうせまた間違えてこっぱずかしい気持ちになるから。
巡ヶ丘に朽那川があるのかを確認し、その近くにランダル社或いは拠点があるかを知りたい。そこが今回の事件の発生源である可能性はかなり高いと踏んでいる。
トーコ発言から推測したように、"毒"を扱う目的で男土都市計画が策定されていたとして、頭に入れておきたいことがいくつか。
1.いつ、どこで伝承上の存在に過ぎなかった「毒」の実在を知り、実用化しようと考えたのか
特にいつ知ったのかは重要。男土の夜の前なのか後なのか。それ次第で、男土の夜が人為的なものか自然発生のものかが見えてくる。
2.実用化を目論んだのは誰か
3.男土の夜の原因は何か、ていうかそもそも何が起きたのよ?
人口の半分、市制から少なく見ても25,000人が男土市からいなくなる(転居、死亡諸々含めて)という大変な事態だが、これが無ければ新たな都市計画策定の機会はなかったと思われる。
4.「毒」はどうやって封じられていたのか、人類社会から隔離されていたのか
伝承が残ってるということは、昔の人が毒の実在を知る程に人類社会に接近したことがある証。それを当時の技術で隔離封印できるものなのかと。
5.他の地域に同じような伝承は無いのか
4.に関連してのことだけど、何の防護手段も無い時代に感染を男土地域で食い止められたとは考えにくい。隣接地域にも感染は広がったろうし、それっぽい伝承が残っていそうに思う。
もし他の地域にそういう類の伝承が無ければ、発生源は男土・巡ヶ丘だけと判断できるし、「聖」の防疫性能が極めて高かった事の証左にもなるか。
続いて、感染について。
高上くんの発症を見て、ワタシは空気感染説を捨てた。理由は説明がつかないから、何故ゆき達一行が感染せずにいるのか分からないから。
…ということを書いたんだけど、自分の書いた記事を見ていて、はたと気付いたことがある。
アタシ文系
トーコ、アキ、ヒカ、りせ。この4人は以前からの友人ではないらしい。お互いの所属学部さえ把握していないことから、事件後に生き残り同士でってことかな。そりゃ大学ともなれば学生も大勢いるから当然か。
40話の分だ。
大変マヌケなことに、ワタシはこの時点で大勢いた学生の中でたまたま生き残った者同士が集まったという事を書いている。
これは巡ヶ丘学園でも当てはまるんじゃないか?と。ゆき、りーさん、くるみは事件前から友達だったわけじゃなく、事件後にたまたま感染を逃れた者同士が集まったのではないかと(顔と名前くらいは知ってたろうが)。
ゆき達が都合よく感染しなかったのではなく、感染しなかった者が集まらざるを得なかった必然ではないかということだ。
こう考えると、空気感染説を否定する材料は今のところ無い。ゆき達が感染しない理由が不明な以上、積極的に肯定もできないけど、かといって否定もできない。という当初の状態に逆戻りする。っつか、した。要するに何も進展してない。ワタシ自身の先が思いやられる。