※もしかしてのネタバレ注意
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4話。やっぱりめぐねえは幻覚。
・「これはたぶん遺書」
→めぐねえが"綺麗な教室の教壇"で書いている
→事件前に書いたのか?
→ゆきの時間が止まった=幻覚の事と思われるので矛盾する
→事件前に自殺願望があったとするより、事件後に死を意識して遺書という言葉を使った方がしっくり来る
→遺書作成は事件発生後。教室がきれいなのは被害が拡大しきる前だから?
→"事件の方がりーさんとくるみの幻覚で、ゆきの認識が現実の可能性がある?
→ゆきの時間が止まった事と整合性が取れない
→単に被害を免れた教室が残っていただけか
→めぐねえが髪を切っている
→4話でもゆきの幻覚で登場するが、こちらは髪が長い
→あの長さになるまでの期間を考えれば、時系列的に、ゆきの幻覚上の容姿⇒⇒遺書を書いてる時点なのは確定か
→ウィッグの可能性もあるけどこの異常事態に毎日欠かさず付け続けるのも考えにくい
→髪の長いめぐねえは、ゆきの幻覚であると断定できそう
・私は罪を犯した
→めぐねえが事件原因に関与してる?
→ゆきの事だけを書いているので考えにくい。もし事件原因に関与してるなら、3人共に触れていないとおかしい
→その続きで3人の無事を願っているのは、人として、教師としての願いであって、贖罪ではないと思われる
墓に結わえてるのはめぐねえのリボンか。
バリケードが突破?されそうな感じで5話へ。
ゆきの状態がかなり酷い。自分で生み出した幻覚に自分を肯定してもらうことで精神を保っている。酷いは酷いがこの状況で症状を緩和することが適切かというと、そうでもなさそう。
保護すべき対象がいることで、りーさんやくるみが粘れているというのもあるだろうし、ゆきの笑顔に助けられてる部分も大きいと思う。
・ゾンビの習性
「下校時刻になりました」に対する反応が単に大きな音に反応しただけなのか、人間だった頃の記憶に基づいたものなのか?
ゾンビにも記憶があるとすれば、特にくるみには辛い事になってしまう。
6話。
学校があるのが静岡、神奈川辺りではないかということと、風船につけた手紙が何処へ行くのかはいずれ重要になるかも。
次の舞台は〇オンなのかな?
ここで残念なお知らせなのが、事件・事故は学校内だけじゃないってことか。4人目の女の子が立て籠もってるのが街中の〇オンとすれば、市域全体にゾンビ化が及んでいると思われる。
みんなの家族がどうなったかも心配だし、公的機関が機能してるかどうかも疑わしくなってきた。
そして巻末の学校案内。こんな重要度の高そうな資料を付けてくれるなんて、思わず涎が出てしまう。
ところで、めぐねえ以外の教員は事件の最初期にゾンビ化してしまったんだろうか?サバイバル能力を理念に掲げていながら皮肉な結果。
男土、、、なんど とでも読むのだろうか?
・1968年の痛ましい事件
「この年、男土の人口、半減する」
極めてシンプルな書きぶりは、1968年のどの事件かを指定せずとも、"痛ましい事件と言えばあの事件"と誰もが想起できるモノであることを表している。
つまり、公にされている大事件(事実が伝わってるかは別)である。それが影響して人口が半減したと判断していいだろう。人口が半減の意味は流出だと思うが、死亡という線も残っている。
市制施行は現実の日本と同時期なので、少なく見積もっても25,000人以上の人が転居、死亡などにより男土市から姿を消したと考えられる。
沿革に他にも何か重要な事があるか考えてみる。
海運が盛んであったこと、古くに西インド諸島(キューバやドミニカの辺り)と文化交流があった可能性があること。巡ヶ丘に蛇神の伝承があること、その蛇神は巡ヶ丘の校歌にも歌われている事。
校歌も見てみる。伝承を元ネタに歌詞が作られている。おそらく穢土蛇神伝がネタ元だろう。
・九頭の大蛇は毒の息や炎をもって暴れまわった
・聖は剣をもって大蛇を撃退した
・しかし大地の傷は防げなかった。
穢土の文字通り、大蛇によって旧男土・現巡ヶ丘は毒や何やらで汚されたという伝承だ。これは現在のゾンビ化事件に通じるものがある。
設備の充実具合は、学校をゾンビ物の舞台にする必要から生まれた設定なのかな。
それにしても大勢が生き残って立て籠もっていたら、それはそれで別の大事件が起きそうではあった。グラウンド2か所と屋上の菜園だけでは食料は早晩尽きるし、取水制限や電力消費といった様々な問題も出てくる。それを考えると、3~4人というのは適正な籠城人数だったのかもしれない。
電算室のPCが生きていれば、何かしらの連絡が取れるような気もする。ゾンビ達は人に襲い掛かる習性があるようだけど、インフラを破壊したりするような事は無いようだし、電算室が使える可能性はあるか?
備蓄倉庫。地下に食料保存倉庫があるらしい。購買の品が尽きたと言ってるから、倉庫に取りに行くという展開もあるか。安全エリアを開拓できればだが・・・