はー、ここまでやるとは正直思ってなかった。
山本太郎サンは、ほぼ完璧に戦略目標を達成している。こう書いていながら嘘くせー?と思ってるのだけど、何度考えても達成してる。
・2議席取って重度障碍者のお2人を国会に送り込んだ
これは当初から掲げていた事なので、この目標を完全に達成したことを否定できる人間はいない。
・政党要件を満たした
よもや山本太郎の名前だけでここまでの得票があるとは予想もしなかった。なにせ、これまでの比例名簿記名での最大が90万票で普通は多くても50万が関の山だったから。
同時に政党要件を満たすという目標まで達成してしまった。これは本人が想定していた以上の勝ちっぷりだと思う。
・メディアへの露出が激増することになった
なにしろ国政政党になったので、これまでとは露出度合いが桁違いになる。各党の演説テクニックを見ても、山本サンのは群を抜いており、その影響力はかなり大きい。
次の衆院選でのテレビ報道が激増することも約束された。今度こそ報道の公平性という謎の理由が使えなくなるので、テレビが報道したくないと思っても、それを説明できる理由が存在しなくなった。
今頃、他党の人間は山本サンが次の選挙で何処から出馬するかを戦々恐々と見守ってるんだろうな。自分ところから出馬してきたらかなり危険な事になるし。
これは酷い妄想だとは思うんだけど、山本サンが本気で政権を狙うとして、安倍総理の選挙区から出るというシナリオまでワタシは考えている。その場合、安倍さんが負けたら歴史に残る大事件だけど、山本サンが負けても大したダメージは無い。
安倍さんを選挙区に釘付けできるし、日本中の注目が集まる以上、メディアは挙って取り上げることになる。山本サンは最初から3年後の参院選まで考えて戦略を打っているので、衆院選で日本中の注目を浴びれば、それで勝ちだとも言える。
妄想で終わるには勿体無いような面白展開か。