今さらペルソナ5ですが、初見推理しながらプレイなので知らずネタバレになってるかもなのでご注意!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

トリックについてまだ考えてる

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ジョーカースマホについて、双葉がかけたであろう強力なロックは計算のうちだろう。仮にロックを警察側が解除できてたなら、その時点でスマホは完全に押収されて、冴が持つのは引っこ抜いたデータだけになった。それではトリックが使えない。


実際は、解除できないからジョーカー本人に解除させようとして、あの場にあった。冴も「君が解除してくれる?」と尋問中に言っているし、他にあの場にジョーカースマホがある理由が無い。


冴が手にしたのは、捜査を外された所をゴリ押しした結果でほとんど偶然だが、真にすれば「姉が尋問を担当する」という情報を得ていたわけで、計算どおりではある。


とまれ、スマホに証拠が詰まってると捜査側が考えるのは当然で、ロックの解除は優先度が高い。持主を捕らえているのだから、当人に解除させるのがてっとり早い

 


「会って話すだけでも危険」と言っていたが、本当に危険なら最初に尋問していた刑事達はとうに死んでる。彼らが普通にしている以上、ジョーカーと接しても直ちに危険が無い事は分かってる。


ジョーカーがスマホを破壊する恐れもあったが、その対処を含めて"お注射"なんだろう。拘束を解かなければいいだけとも思うが、派手に暴行を加えたいという嗜虐趣味か。尋問してたお注射刑事はどう見てもまともではないので、理屈はなんとでも付きそうだ。







それと、ニイジマ・パレスに移動させられた明智は、真犯人疑惑を持たれても怪盗姿にならなかったけど、裁判所以外では怪盗服への変身は起こらないと確認していた点で説明できる。

 

実際、主人公達が最初にパレスに行ったときも、霞ヶ関の街中では怪盗服にならなかった。









トリックの内容はゲームで出された事実を積み重ねていけば実現可能なものだったし、真犯人の目星がつくように情報は逐次出されていた。決定的な証拠も文化祭で出してる。


トリックの仕込みについても、いつ施したかを回想中に表現しており、アンフェアにならないよう考えた跡が窺える。


あまり細かい描写を入れすぎてもプレイヤーが困惑するだけだし、
事前にトリックを丁寧に伝えすぎては、いざ本番の時に盛り上がらない。そのバランス取りは非常に難しいだろうなとスタッフの苦労を思う。


ただ、状況が状況なだけに「ああしてこうすれば100%成功するトリック」は到底不可能だったので、博打要素だったり、スマホの所在や、冴の能力に期待するといった揺らぎが避けられないのは、惜しいっちゃ惜しい。


それでも大満足。舞台設定や役者の配置から現実的に無理なく推測できることで、全て説明がつくように思うし。トリック内容の予想には発想の飛躍が必要だけど、だからこそ面白い。


そこの跳躍が出来ないワタシには解けなかったのが残念だけど、まぁ仕方ない。






そして悪党による自白タイムを経て、いよいよ最終盤かな。






冴さんが「求刑の軽減が」だの「取引する気はないってことね」だとか言うのに対し、もうそういう次元の戦いじゃないのよって思ったけど、必死に捜査してきたのに一人だけ蚊帳の外の冴さんの事を考えたら、ちょっと辛かった。


でも、事態がここまで進んでしまっては、刑がどうの正義がどうのなんてのは添え物程度の存在で、殺されるか生き延びるかが戦いの本質になってるのだ。