とても評判が良かったのでPS3のシュタインズゲートを初プレイした。ついにPS3を買ったのだ(遅い

 

適当に進めたら紅莉栖ENDで終わったんだけど、どうやらトゥルーENDなるルートがあるらしいので、スキップを混ぜつつもう一度やってみようと思ってる。

 

 

 

が、その前にトゥルールートについて推測している。これが楽しい。ミステリ小説で言えば"解決編"に相当するので、おそらくここまでに出た情報から解は導けるんじゃないかと勝手に想像。合ってるか間違ってるかをクリアした後に答え合わせしてみる。

 

以下、妄想。

 

 

トゥルールートの結果は、紅莉栖もまゆりも生存を希望というかそれしかないでしょ。それを実現するにはαでもβでもない第三の世界線γやΩに行くしかない。α世界線ではまゆりの死を回避できないし、β世界線でもアトラクタフィールドの収束によって紅莉栖は絶対に死んでしまうのでこれは確定か。

 

だけど、オカリンがDメールを送った時点では「紅莉栖の死は確定してない」。刺されたこと、血まみれで倒れていたことを認識しているが「死んだ」とは断定していないし、オカリン自身もDメールを送る際にその事を意識的に避けている。死を観測していない以上、死という状態は確定していない。量子論やシュレディンガーにも触れてる作品だし。

 

ただ、エンディングの8/21だかそこらで新聞で確認されてる。どちらにせよ、「Dメール送信時には紅莉栖の死は未確定」。

 

どうやって第三の世界線に行くかだけど、世界線の移動は1991の湾岸戦争、2000年問題、2010の電話レンジ(仮)開発というトピックがあってこそ可能。作中でオカリンが何度も世界線を変えたことから、引き金としてDメールを送る行為自体は必須か。それ以外にアトラクタフィールドを超える手段が無い。

 

しかし、そのまま紅莉栖が刺されたというDメールを送ると、本編のようにα世界線に移動するだけ。

 

よって、アトラクタフィールドを超えて、紅莉栖もまゆりも生存するために満たさねばならない条件は

・電話レンジを完成させてDメールを送信する

・その事がSERNのエシュロンに引っかからない

・或いは全く別の何かを変化させて世界線を超える

 

ダイバージェンスの値で言うと、フェイリスENDのように計測がおかしくなるか、或いは2%以上にするかなのかな?

 

 

 

β世界線で起こった事は次の通り。

 

・ドクター中鉢の記者会見実施

 詳細は省くが、中鉢は紅莉栖の父親で間違いないはず。

 

 

・凄い振動→屋上にタイムマシンがきれいに着地

 

 オカリンが屋上に見に行くも、女性係員の早すぎる対応により追い出される。この女性の声は鈴羽と同じなので、おそらくβ世界線でも鈴羽はタイムトラベラー。

 

 α世界線と違ってキレイに着地していることから、タイムマシンの調整はきちんとされていたように思われる。すなわちβ世界線においてダルは2036年まで生きている。2036年から来たかは不明だが、β世界の2000年に現れたジョン・タイターが2036年に核戦争でどうたらと書き込んでいたから、2036年以降の時代から来たという推測が成り立つ。β世界線も未来は暗いのでγやらΩに移動したいところ。

 

このダルが生きているというのは、かなり大きなファクター。α世界では開発途中でダルが殺されたため、タイムマシンは過去への一方通行だったけれど、生存してるβ世界では双方向の行き来が可能かもしれない。2000年のタイターが1975にIBN5100を入手してから→1988(うろ覚え)に移動したとオカリンが言ってた気がするので。ここは曖昧。

 

 

・まゆりが記名済みのメタルうーぱを失くした

 なんか関係あるのか知らんけど。

 

 

・紅莉栖がオカリンに「さっき私に何を言おうとした?」と尋ねた

 

 悲しそうな顔で紅莉栖に話しかけようとした人物は、タイムマシンで来たオカリンで確定。紅莉栖が見た目ですぐに現在のオカリンと同一人物と判断したことから、ごく近い未来のオカリンのはず。これでオカリンが紅莉栖も助けて第三の世界線を目指してることが確定。

 

 話しかけなかったのは、それによって紅莉栖の行動が変化してしまうのを避けるため?

 しかし、この後に紅莉栖が刺されるので、むしろ変化させた方が良いか?でもアトラクタフィールドの収束があるから結果は変わらないか。逆に既定の行動を取ってもらったほうが計算が立ちやすい?

 

 β世界線のタイムマシンは二人乗りっぽい。鈴羽とオカリンが来てるから。

 

 

・謎のメール着信

 謎のアドレスからノイズだけのムービー添付。なんだろこれ。さっぱり分からんけどムービーを解析したら何か分かるのかも。

 

 

・男の悲鳴

 これ多分オカリン。未来オカリン。声が同じだもの。ミステリの約束事から考えて、新たな人物が・・・!という展開は無いと思う。ここまでに登場した男性キャラはオカリンと中鉢のみだし、ラジ館に居たのも彼らだけ。まさかのモブだったら知らん。

 

 なんで悲鳴を上げたのか。悲鳴のした方に現在オカリンが行って紅莉栖の「死体」を見つけたことから、殺害現場に遭遇(というより知った上で踏み込んだ)したのは間違いない。ただ、未来オカリンは「その事を既に知っている」ので、死体を見たから悲鳴を上げたというのはおかしい。

 

 んー、、、分からん。未来オカリンは何故悲鳴を上げたのか?

 

 紅莉栖を刺した犯人の犯人は、ミステリの約束で考えれば中鉢、まゆり、鈴羽、未来オカリンに絞られると言っていい。この中で殺害動機がありそうなのは鈴羽だけど、β世界ではSERNのディストピアは無いので却下か?

 

未来オカリン・・・というのはあまりに嫌な物語なので却下してほしい(願望

ただ、何かを間違って紅莉栖を殺してしまったとしたら、あの悲鳴の理由として十分だとも思う。

 

まゆりが犯人だったらマジ勘弁して欲しいので却下(願望

 

中鉢は紅莉栖の父親のはずだけど、彼女を嫌っているという描写があったので可能性は有か。

 

有力なのは未来オカリンによる不可抗力の殺人か、中鉢の怨恨による殺人か。鈴羽は・・・未来の事情が分からんので何とも言えない。

 

 

 

そして、現在オカリンの手でDメールが送られα世界線へ移動。

 

 

 

ちなみにオカリンの知るβ世界線でのジョン・タイターは未来の紅莉栖ではないかと疑っている。1975年にIBN5100を入手、1998年に幼い頃の自分とアメリカで会っている・・・当時6歳の紅莉栖と会ったと考えるのが一番自然か。或いはジョン・タイターとは一人ではなく組織名だとすれば鈴羽も紅莉栖もジョン・タイターとは言えるが。

 

いや、待て待て。紅莉栖はβ世界線では2010年7月に死亡してるわけだから。あかんこんがらがっちゃ。しかも紅莉栖はアメリカで7年生活してるということは渡米したのは11歳か。いやいやβ世界ではそこも変わってるのか?

 

 

 

答え合わせが楽しみだー