オイゲンの評価が急上昇中。
会話集のサイトを見てみたけど、本当に理想的な補佐役で笑う。なんでかリュナンや既プレイヤーには馬鹿にされる事が多いけど、ここらでオイゲンの偉大さを声高に主張してみたい。
MAP4開始前
マーテルさんに対して酷い事言ったね。重いからペガサスきついんじゃね?と。おのれ・・・このジジイめ。お気に入りのマーテルさんに無礼な口をきいたオイゲン許すまじ。
が、これは実はオイゲンの深慮遠謀によるものである。
まず、リュナンの立場としては一刻でも早くウェルトの内乱を鎮め、その兵をもって大陸に渡る必要がある。そのためには一兵でも多くの兵が必要。
まして飛兵は珍しい存在であり貴重な戦力である。現役のペガサスナイトはこの時点でウェルト国内にはマーテルさんただ1人。これを味方につけられるかどうかは大きい。
しかし、マーテルさんは風の神殿の人間。俗事には関わらないことになっている。であるから、リュナンから協力を求めるのは如何にも体裁が悪い。ウェルト内におけるリュナンの心象を下げることは避けたいはず。しかしながら、風の神殿を味方に付けられれば、それは噂となってウェルト国内を駆け巡り、募兵に大きな効果があるのは確実。
そこでオイゲンはなんのかんのと話を持っていき、マーテルさんに協力を求めた。オイゲンが切り出すことで、リュナンは一度「彼女はなにも・・・」と渋る様子を見せる。これもオイゲンの狙い通り。その結果、マーテルさんから協力を求め出る形で事を運べたという文句のつけようもない展開である。
この場面で最悪なのは、マーテルさんとエンテがペガサスでとっとと帰ってしまうことだった。そうなれば、風の神殿との繋がりが保てない。それを防いだオイゲンの交渉術は並々なものではない。
MAP7の作戦面は前の記事で書いてるので割愛するが、ここのオープニングのやり取りは「流石オイゲン!」と思わず唸るものである。
「なぜか門は開いておるし~」などと一見すると間抜けなセリフを吐いているだけに思える。しかしこれは、オイゲンの先を見越した処世術である。
「狡兎死して走狗烹らる」という故事を知っている人ならピンと来るであろう。
オイゲンは決死隊を送り込むことで、城門の制圧を迅速に行えるようにした。どう見てもオイゲンの功績である。しかし、この水際立った用兵っぷりに、リュナンはオイゲンに対する恐れ・嫉妬を抱くだろう。平和が訪れた時、果たしてこのオイゲンの深慮遠謀を放置して良いものか?自分に害をなすのではないか?と。
史実でも、漢の三傑がひとり韓信は劉一族に恐れられたが故に処刑されている。
羽柴秀吉は信長から妬み・恐れを買わぬように細心の注意を払い、時に道化を演じることで織田時代を生き延びた
。
オイゲンは彼らの故事から知恵を生んだのである。
作戦は果断に実行し、リュナンの前では道化を演じる。名を捨て実を取る。オイゲン恐るべし。
そして、王宮奪還後のリーザ王妃との会話も「流石のオイゲン」と唸るものがある。
リュナンはリーザ王妃に帝国との戦いに協力するよう要請したい。さりとて、内乱鎮圧直後のウェルトには余裕が無い。そのため、そのまま話を切り出しては、リーザからの心象を悪くするだけでなく、ウェルト軍のリュナンに対する評判が下がってしまう。
オイゲンはこの葛藤を当然に見抜いているので、泥を被る覚悟でリーザ王妃に話を切り出した。
しかもリュナンに「オイゲン、その話は・・・」と止めさせることで、結果としてリーザ王妃の側からラゼリア軍へ協力を申し出る形で話をまとめた。
素晴らしい手腕である。主君の名声を守り、且つウェルト将兵の不満は自身が引き受け、リーザから協力を願い出るという形を取る。完璧である。あっぱれな忠臣っぷりである。
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これ、マジですか?
会話集のサイトを見てみたけど、本当に理想的な補佐役で笑う。なんでかリュナンや既プレイヤーには馬鹿にされる事が多いけど、ここらでオイゲンの偉大さを声高に主張してみたい。
MAP4開始前
マーテルさんに対して酷い事言ったね。重いからペガサスきついんじゃね?と。おのれ・・・このジジイめ。お気に入りのマーテルさんに無礼な口をきいたオイゲン許すまじ。
が、これは実はオイゲンの深慮遠謀によるものである。
まず、リュナンの立場としては一刻でも早くウェルトの内乱を鎮め、その兵をもって大陸に渡る必要がある。そのためには一兵でも多くの兵が必要。
まして飛兵は珍しい存在であり貴重な戦力である。現役のペガサスナイトはこの時点でウェルト国内にはマーテルさんただ1人。これを味方につけられるかどうかは大きい。
しかし、マーテルさんは風の神殿の人間。俗事には関わらないことになっている。であるから、リュナンから協力を求めるのは如何にも体裁が悪い。ウェルト内におけるリュナンの心象を下げることは避けたいはず。しかしながら、風の神殿を味方に付けられれば、それは噂となってウェルト国内を駆け巡り、募兵に大きな効果があるのは確実。
そこでオイゲンはなんのかんのと話を持っていき、マーテルさんに協力を求めた。オイゲンが切り出すことで、リュナンは一度「彼女はなにも・・・」と渋る様子を見せる。これもオイゲンの狙い通り。その結果、マーテルさんから協力を求め出る形で事を運べたという文句のつけようもない展開である。
この場面で最悪なのは、マーテルさんとエンテがペガサスでとっとと帰ってしまうことだった。そうなれば、風の神殿との繋がりが保てない。それを防いだオイゲンの交渉術は並々なものではない。
MAP7の作戦面は前の記事で書いてるので割愛するが、ここのオープニングのやり取りは「流石オイゲン!」と思わず唸るものである。
「なぜか門は開いておるし~」などと一見すると間抜けなセリフを吐いているだけに思える。しかしこれは、オイゲンの先を見越した処世術である。
「狡兎死して走狗烹らる」という故事を知っている人ならピンと来るであろう。
オイゲンは決死隊を送り込むことで、城門の制圧を迅速に行えるようにした。どう見てもオイゲンの功績である。しかし、この水際立った用兵っぷりに、リュナンはオイゲンに対する恐れ・嫉妬を抱くだろう。平和が訪れた時、果たしてこのオイゲンの深慮遠謀を放置して良いものか?自分に害をなすのではないか?と。
史実でも、漢の三傑がひとり韓信は劉一族に恐れられたが故に処刑されている。
羽柴秀吉は信長から妬み・恐れを買わぬように細心の注意を払い、時に道化を演じることで織田時代を生き延びた
。
オイゲンは彼らの故事から知恵を生んだのである。
作戦は果断に実行し、リュナンの前では道化を演じる。名を捨て実を取る。オイゲン恐るべし。
そして、王宮奪還後のリーザ王妃との会話も「流石のオイゲン」と唸るものがある。
リュナンはリーザ王妃に帝国との戦いに協力するよう要請したい。さりとて、内乱鎮圧直後のウェルトには余裕が無い。そのため、そのまま話を切り出しては、リーザからの心象を悪くするだけでなく、ウェルト軍のリュナンに対する評判が下がってしまう。
オイゲンはこの葛藤を当然に見抜いているので、泥を被る覚悟でリーザ王妃に話を切り出した。
しかもリュナンに「オイゲン、その話は・・・」と止めさせることで、結果としてリーザ王妃の側からラゼリア軍へ協力を申し出る形で話をまとめた。
素晴らしい手腕である。主君の名声を守り、且つウェルト将兵の不満は自身が引き受け、リーザから協力を願い出るという形を取る。完璧である。あっぱれな忠臣っぷりである。
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これ、マジですか?