WBC準決勝、例の8回裏の件。
http://baseball.yahoo.co.jp/wbc/news/detail/20130318-00000032-dal/
山本浩二監督は試合後、この場面について「(ダブルスチールで)いってもいいというサインだった。投手のモーションが大きいのはビデオを見て分かっていた」と説明。
そりゃないよ、、、山本監督…
いってもいい、なんてそんな曖昧な作戦指示したのかよ、、、
普通の野球感覚なら、盗塁を狙う時ってカウントや配球を考慮してやるんだけど。
難しく考えずとも、150kmのストレートと110kmのカーブのどちらが盗塁成功率が高いかは分かるでしょう。
変化球でストライクを稼ぐ投手だったら、変化球を投げるタイミングはカウントからある程度予測がつくんで、そこを狙うとか。ベンチの方で相手の配球やカウントを確認しつつ、走者に「ここでいくぞ」ってサインを明確に出す。
ダブルスチールなら、絶対に走るタイミングを明示しないといけない。二塁走者が走らなかったら今日みたいな事になるわけで。
台湾戦での鳥谷選手の盗塁が頭をよぎった故なんでしょう。
あの劇的勝利が今日の敗因に繋がってると思うと、野球というのは本当に面白いなーと思います。
ところで、
一度大成功を収めた采配というのは、普通の指揮官には「得意パターン」とインプットされ、その後の人生で何度となく頼りにする定石と化す。
実はコレが思考停止と同義であることに気づいてる上司というのは存外に少ない。
熟考したうえで得意パターンを用いるなら問題はないのだけど。
織田信長は桶狭間で今川義元を「少数による奇襲」で大敗せしめたという歴史上最大級の輝かしい武勲を持っている。
しかし、彼はその後の人生で「一度も桶狭間式の奇襲攻撃」を行っていない。
どころか、常に相手の2倍以上の戦力を集中できるまでじーーーっと我慢して待つ、を常道とした。
信長の天才については、他にもいくつもあるけど、桶狭間式が偶然による成功だったことを誰よりも信長自身が知っていたというのが、一番彼の天才を現してると思う。
http://baseball.yahoo.co.jp/wbc/news/detail/20130318-00000032-dal/
山本浩二監督は試合後、この場面について「(ダブルスチールで)いってもいいというサインだった。投手のモーションが大きいのはビデオを見て分かっていた」と説明。
そりゃないよ、、、山本監督…
いってもいい、なんてそんな曖昧な作戦指示したのかよ、、、
普通の野球感覚なら、盗塁を狙う時ってカウントや配球を考慮してやるんだけど。
難しく考えずとも、150kmのストレートと110kmのカーブのどちらが盗塁成功率が高いかは分かるでしょう。
変化球でストライクを稼ぐ投手だったら、変化球を投げるタイミングはカウントからある程度予測がつくんで、そこを狙うとか。ベンチの方で相手の配球やカウントを確認しつつ、走者に「ここでいくぞ」ってサインを明確に出す。
ダブルスチールなら、絶対に走るタイミングを明示しないといけない。二塁走者が走らなかったら今日みたいな事になるわけで。
台湾戦での鳥谷選手の盗塁が頭をよぎった故なんでしょう。
あの劇的勝利が今日の敗因に繋がってると思うと、野球というのは本当に面白いなーと思います。
ところで、
一度大成功を収めた采配というのは、普通の指揮官には「得意パターン」とインプットされ、その後の人生で何度となく頼りにする定石と化す。
実はコレが思考停止と同義であることに気づいてる上司というのは存外に少ない。
熟考したうえで得意パターンを用いるなら問題はないのだけど。
織田信長は桶狭間で今川義元を「少数による奇襲」で大敗せしめたという歴史上最大級の輝かしい武勲を持っている。
しかし、彼はその後の人生で「一度も桶狭間式の奇襲攻撃」を行っていない。
どころか、常に相手の2倍以上の戦力を集中できるまでじーーーっと我慢して待つ、を常道とした。
信長の天才については、他にもいくつもあるけど、桶狭間式が偶然による成功だったことを誰よりも信長自身が知っていたというのが、一番彼の天才を現してると思う。