ようやく騒がれ出したような…


<橋下市長>特別秘書奥下氏の疑惑に市民が監査請求
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130213-00000000-asiap-soci

ざっくりまとめると、

・条例を制定して特別秘書というポストを作り、そこに自分の後援者を任命
・しかし勤務実態は0
・本来定めなければいけない公務内容が決まってない=仕事ない
・給料も支給、ボーナスも満額支給



特別秘書さんの勤務実態が0というのは、既に大阪市の回答で明らかな模様。
私設秘書だったら何の問題もないんだけどなー。


市職員として(わざわざ条例を作って)採用している以上は、満額支給は違法なんだよねぇ。休職扱いにでもすれば、何割かは出せるけど、そういう問題じゃないですしね。


ついでに、政治活動も禁止されるのが市職員なので、「市職員としての勤務」の代りに、例えば維新の政治活動をやっていようものなら、これはもう…




こんな事をやってる人が、行政の無駄云々かんぬん。退職金減らせ、給料減らせ、とか色々言ってるんだよね。言われてる側が反発したくなる気持ちも分かる。




かつて、似たような事がありましたが、そのときには

「余人を以って代えがたい人材だ!!」

というモノ凄い超展開になったものです。そう考えると、似た者同士というか、だからこそくっついたのかとか、色々考えてしまいます。



ちなみに特別秘書の奥下さんという方は、10日程前にツイッターもFBも休止してます。市民の動きは当然知っていたでしょうから、炎上を恐れたのかも。




追記 

別ソース出ましたね。スポニチだけど…


 橋下市長は市役所で記者団に対し、奥下氏について「きちんと条例をつくって手続きを踏んで採用している。何も問題ない」との考えを示した。



その条例自体に問題は無かったのか。議会で過半数の議決が必要なので、大阪市議会にも問題があるのかもです。


条例を作って実施してるんだから問題無いというのは、橋下さん一流のやり方でして。

この論拠ですと、あくまで一義的な責任は議会にあります。もちろん提出者は橋下さん自身なのでしょうが、「条例を制定したのはあくまでも議会」なのは確かです。


条例の制定手続きに問題が無かったとしても、条例自体に問題があれば、それはやはり「問題アリ」なわけで。言ってみれば詭弁なのですけど、議会側がコレにどう対応するかが焦点になりますね。