八百万円欲しい。
という話ではなくて。
正月ともなりますと、神様ってやつに関係することが多いものです。
初詣とかね。
別段、神様がいるとかいないとか、そういう話をしたいわけじゃないのです。
まー、もし神様ってのが実在したとしても、博愛精神とは程遠いヤツであることには間違いないと思う。
大体、自分を信じる人しか救わないってのがケチというか、神の名に相応しくないなとか考えちゃうんだけど、そもそも神様も別に人間を救うための存在じゃないんで、そんな信じられても困るぞな、とか思ってるかもしれない。
初詣で「今年が良い年になりますように」くらいなら、神様も「そかそか、せいぜい頑張んなさいよ」くらいの軽い応援はしてくれるかもだけど、
「出世できますように、あと気に入らない上司の○○さんが左遷されますように。それから、おじいちゃんの腰痛が治りますように、でもあまり元気になられても五月蠅いから程々でお願いします。それから妻が勝手にバッグとか買いこんでしまうので止めてくれますように。あ、でも直接言うと怖いから言いたくないんで、そこは上手いことお願いします」
なんてお願いされても、「ちょ、ま、注文細けぇよ、覚えきれないってばよ」って思うだろうなと思うと、ちょっと同情してしまうよ。忙しい年始の神様ガンバレ。
昔の人は立派な姿を誇る山を見ては「この山は神様じゃー」
巨大な樹木は見ては「この木には神様が住んでらっしゃるのじゃー」
田んぼにも神様がおるし、トイレにだっている。とにかく神様がたくさん住んでるのが日本。
この八百万の神々って発想がワタシはとても好きなのです。
だって、大らかでいいじゃないですか。何か凄い対象を感じた時に、それは神様なんだーって思って有難いと感じる精神がかわいいと思う。あっちも神様、こっちも神様、みんな仲良くいこーぜ的な。
これが唯一神を信仰するキリスト・ユダヤ・イスラムみたいな教えだと、「他の神など認めん!!」とか言っちゃって、排斥を考えるでしょう。
そういうのを認める神様ってどんだけ心狭いんだよって思う。そういう教えって神様を貶めてるよなー。
その点、日本の八百万みたいな考えはいい。「あら、おたくも神様でらっしゃいますか」「ワタシもかれこれ四百年ほどこの地で神様稼業やってますわ」みたいなノリの軽さと包容力がいい。
日本人が世界的に見ても争いを好まない部類に入るってのは、こういうのが元になってると思う。
もちろん日本の神様にも序列があって、国生みのイザナギ神・イザナミ神みたいなスゲぇのから、豊国大明神みたいに人間が勝手に神様にさせてもらっちゃったのまで色々おるけどね。
なんで日本に神様がいっぱいいるのかは謎だけど、大陸から追われた神様たちが辿りついたのが極東の島国だったのかもね。大陸は唯一神教が多いから。メジャーどころではヒンドゥー教くらいかな多神教なの。
「神様、仏様、どうかどうか・・・!!」ってのもイイ。
神と仏は全然違うのに、日本にあっては、「まー、似たようなもんだし、縋れるモノは多い方が良いっしょ」
なんちゅーノリの軽さ!!大好きだそういう感覚。
日本は神様にとって過ごしやすいと思う。よかったね神様。
という話ではなくて。
正月ともなりますと、神様ってやつに関係することが多いものです。
初詣とかね。
別段、神様がいるとかいないとか、そういう話をしたいわけじゃないのです。
まー、もし神様ってのが実在したとしても、博愛精神とは程遠いヤツであることには間違いないと思う。
大体、自分を信じる人しか救わないってのがケチというか、神の名に相応しくないなとか考えちゃうんだけど、そもそも神様も別に人間を救うための存在じゃないんで、そんな信じられても困るぞな、とか思ってるかもしれない。
初詣で「今年が良い年になりますように」くらいなら、神様も「そかそか、せいぜい頑張んなさいよ」くらいの軽い応援はしてくれるかもだけど、
「出世できますように、あと気に入らない上司の○○さんが左遷されますように。それから、おじいちゃんの腰痛が治りますように、でもあまり元気になられても五月蠅いから程々でお願いします。それから妻が勝手にバッグとか買いこんでしまうので止めてくれますように。あ、でも直接言うと怖いから言いたくないんで、そこは上手いことお願いします」
なんてお願いされても、「ちょ、ま、注文細けぇよ、覚えきれないってばよ」って思うだろうなと思うと、ちょっと同情してしまうよ。忙しい年始の神様ガンバレ。
昔の人は立派な姿を誇る山を見ては「この山は神様じゃー」
巨大な樹木は見ては「この木には神様が住んでらっしゃるのじゃー」
田んぼにも神様がおるし、トイレにだっている。とにかく神様がたくさん住んでるのが日本。
この八百万の神々って発想がワタシはとても好きなのです。
だって、大らかでいいじゃないですか。何か凄い対象を感じた時に、それは神様なんだーって思って有難いと感じる精神がかわいいと思う。あっちも神様、こっちも神様、みんな仲良くいこーぜ的な。
これが唯一神を信仰するキリスト・ユダヤ・イスラムみたいな教えだと、「他の神など認めん!!」とか言っちゃって、排斥を考えるでしょう。
そういうのを認める神様ってどんだけ心狭いんだよって思う。そういう教えって神様を貶めてるよなー。
その点、日本の八百万みたいな考えはいい。「あら、おたくも神様でらっしゃいますか」「ワタシもかれこれ四百年ほどこの地で神様稼業やってますわ」みたいなノリの軽さと包容力がいい。
日本人が世界的に見ても争いを好まない部類に入るってのは、こういうのが元になってると思う。
もちろん日本の神様にも序列があって、国生みのイザナギ神・イザナミ神みたいなスゲぇのから、豊国大明神みたいに人間が勝手に神様にさせてもらっちゃったのまで色々おるけどね。
なんで日本に神様がいっぱいいるのかは謎だけど、大陸から追われた神様たちが辿りついたのが極東の島国だったのかもね。大陸は唯一神教が多いから。メジャーどころではヒンドゥー教くらいかな多神教なの。
「神様、仏様、どうかどうか・・・!!」ってのもイイ。
神と仏は全然違うのに、日本にあっては、「まー、似たようなもんだし、縋れるモノは多い方が良いっしょ」
なんちゅーノリの軽さ!!大好きだそういう感覚。
日本は神様にとって過ごしやすいと思う。よかったね神様。