13章 沈黙の街
帝国内部でファイサル皇子派と嫡子マナリス派の内戦が本格化を始める。
ヴェリア王都バレムタインに進駐していたファイサルは、マナリス派を討つために帝都レオグラードへ戻ることになり、同盟軍との間に休戦協定を結ぶよう指示を下した。
その頃、ナルヴィア侵攻軍は、既にレマゲン大橋の修復を終え、攻勢を開始していた。
迎え撃ったロズオークとバンミリオンの軍は衆寡敵せず敗北してしまい、バストンの街で最後の防衛戦を行うべく兵をまとめていた。
折しも、ウォルケンスの元に帝国からの休戦協定使者が訪れる。帝国の出した条件は「セレニアの乙女を使者として遣わせば、休戦し、占領地の大半を返す」という破格のものだった。
ウォルケンスはこれに喜び休戦を受諾。セレニアの乙女を使者として派遣した。
一方でウォルケンスは、気に入らない部下であるリースを亡きものにしてしまうべく、休戦の事は伏せたままバストンの防衛を命じる。
リースはバンミリオンとロズオークを救出すべく、既に1万の兵力で包囲されつつあるバストンに500ばかりの騎士団を率い出陣する。
行けば、死ぬであろう―
ウォルケンスの非道もここに極まれりの13章。
すべての初見プレイヤーを絶望に叩きこんだであろう驚愕の初期配置。
初期配置だけで絶望的な気分を味わえます。バストンは平野に展開する街で、守りには全く適していません。
戦略は特に必要無く、これまでに育てたユニット達の力試し的なマップになってます。
どれだけ速やかに敵の先鋒を撃破して、増援に対処できるかが勝負。
一番上の砦は狙われない事を知ってると多少は楽になる。
最後の敵増援は無茶苦茶な強さですが、2ターン凌げばクリアなので、13ターン開始時に戦力を南に集中できていれば真っ向勝負でもなんとかなります。西の増援は捨ててよろし。
【初回プレイ】
むりむりむりむり~~~~~
どう考えても守りきれるとは思えなかったワタシは初期配置の決定だけで延々と悩みました。
手近に攻められそうな砦3つにはマーセル、ウォード、ダウドを配備。
その他を遊撃軍として使うことにした。
北から攻めてくる相手にはフェイとクレイマーをぶつける。8倍くらい敵いるけど(笑
うっかり弓兵を派遣しちゃうと、相手の近接系に袋叩きにされちゃうので、砦や森を利用して避けて反撃を基本にした。
怖いのは石弓なので、クレイマーにツヴァイハンダー持たせて撃破させる。
西にはリースさまとアデオンの連携コンビを送り込む。が、相手が弓系多かったのでアデルの「待ち伏せ」が有効に機能しなかった。配置ミスったな~、南に回すべきだったか。
リースさまは安定の強さで、サクシードなら大抵の敵は一撃必殺なので助かった。
南はエルバートとその他。ちなみにエルバートはCCしていない。っつか、槍なんてそもそも使ってねぇ。
さすがに敵の数が圧倒的すぎて、開始早々劣勢に次ぐ劣勢。
そうこうしてる内に敵の増援が到着し始めて、弓騎馬隊が暴れ出して収拾がつかなくなる。
だめだ、、、、絶望的なまでに戦力差がありすぎる。。。
必死の思いで耐える。生き残るために高価な武器もバンバン投入する。
温存してたらクリアできないと思ったんだ。
そ、、し、、、て
魔の13ターンがやってくる。
敵の大増援。大量のブラックナイトとドラゴンナイト来ちゃったよ。
1体倒すのも大変なやつらなのに、全部で何体いるんだこれは、12体?
「あー、なにか育て方とかゲームの進め方とか間違ってたのかなー」って思いました。
こういう系のゲームにはコツがあって、それに則らないと詰む的なナニカがあるのかなって。
あんまりゲーム知らないんで、そういうの分からん。
15ターン耐えるのが勝利条件なので残り3ターン。
どう考えても何人か殺されるなーと思いつつ、防衛続行。
軽く突っ込んできたブラックナイトに殺されそうになり、まともにぶつかるのは止めた。
とにかく3ターン凌げばいいのだ。
「潜む」「射撃待機」辺りを駆使し、時間を稼ぐ。
敵の狙いは南と西の砦だけど、幸いマーセルとウォードが守っていたところなので、一撃死は無い。
でも、どんなに頑張っても、14ターン目終了の頃には、もう一押しされたら半数は戦死するってとこまで追い詰められました。
ここまで頑張ってきてこれか~~~~~と、画面の前で半泣き状態。
と・こ・ろ・が
15ターン目になったら、敵が撤退していくじゃありませんか。
???を頭に浮かべながら、どうやら生き残る事ができたらしいと安堵。
【2周目】
備えはバッチリ。
北は砦にシェルパ、遊撃にフェイとクレイマー。シェルパなら問答無用で反撃してくれるから、ナイトソードなりツヴァイなり持たせておけば、どんどん倒してくれる。
西はリース、エルバート、エニード他。
速攻で大火力をぶつけて敵を削り、増援ポイント付近に陣取って弓騎馬隊の動きを封じる。
南はアーサー、シルウィス、イストバル。
アーサーにヴォータンの槍をもたせて、2射程以外の敵に反撃&切り込み反撃できるようにした。
逃した敵は潜んでいたシルウィスとイストで撃破。
開始5ターンまでには敵先鋒を殲滅。
増援ポイントまで戦線を押し上げ、砦への進入路を封鎖してしまう。
こうなれば後は楽ちん。
出現した傍からラーズ司祭もバリスタもぶっ壊す。
西の部隊は弓騎馬を殲滅したら南に合流。
13ターン目の増援は西からの連中は無視。南に可能な限りの戦力を集めて、一挙に削る。
粉砕ウォーピックとパラスレイア、パスカン追撃が強い強い。
14ターン目には南からの増援は全滅。
西から来るやつらの撤退を追撃すべく配置につく。
楽勝、いえーい。
突然の敵の撤退に戸惑うリースだが、帰還後にセレニアの乙女による休戦が為ったと知る。
しかし、これは帝国のピアス伯爵とゴルドヴァ司教の罠だった―
ここいらは神展開すぎる。
グラフィックはPS2のくせにPSクラスと言われ、ムービー演出も皆無な本作ですが、それらを全く感じさせない素晴らしい盛り上がり。
昨今の演出重視のゲームの真逆をいくストイックな造りなのに、演出重視のゲームより遥かに感動してしまうのは、ゲームそのものが本当に面白いからだと思う。
いよいよ14章。残り2つ。
帝国内部でファイサル皇子派と嫡子マナリス派の内戦が本格化を始める。
ヴェリア王都バレムタインに進駐していたファイサルは、マナリス派を討つために帝都レオグラードへ戻ることになり、同盟軍との間に休戦協定を結ぶよう指示を下した。
その頃、ナルヴィア侵攻軍は、既にレマゲン大橋の修復を終え、攻勢を開始していた。
迎え撃ったロズオークとバンミリオンの軍は衆寡敵せず敗北してしまい、バストンの街で最後の防衛戦を行うべく兵をまとめていた。
折しも、ウォルケンスの元に帝国からの休戦協定使者が訪れる。帝国の出した条件は「セレニアの乙女を使者として遣わせば、休戦し、占領地の大半を返す」という破格のものだった。
ウォルケンスはこれに喜び休戦を受諾。セレニアの乙女を使者として派遣した。
一方でウォルケンスは、気に入らない部下であるリースを亡きものにしてしまうべく、休戦の事は伏せたままバストンの防衛を命じる。
リースはバンミリオンとロズオークを救出すべく、既に1万の兵力で包囲されつつあるバストンに500ばかりの騎士団を率い出陣する。
行けば、死ぬであろう―
ウォルケンスの非道もここに極まれりの13章。
すべての初見プレイヤーを絶望に叩きこんだであろう驚愕の初期配置。
初期配置だけで絶望的な気分を味わえます。バストンは平野に展開する街で、守りには全く適していません。
戦略は特に必要無く、これまでに育てたユニット達の力試し的なマップになってます。
どれだけ速やかに敵の先鋒を撃破して、増援に対処できるかが勝負。
一番上の砦は狙われない事を知ってると多少は楽になる。
最後の敵増援は無茶苦茶な強さですが、2ターン凌げばクリアなので、13ターン開始時に戦力を南に集中できていれば真っ向勝負でもなんとかなります。西の増援は捨ててよろし。
【初回プレイ】
むりむりむりむり~~~~~
どう考えても守りきれるとは思えなかったワタシは初期配置の決定だけで延々と悩みました。
手近に攻められそうな砦3つにはマーセル、ウォード、ダウドを配備。
その他を遊撃軍として使うことにした。
北から攻めてくる相手にはフェイとクレイマーをぶつける。8倍くらい敵いるけど(笑
うっかり弓兵を派遣しちゃうと、相手の近接系に袋叩きにされちゃうので、砦や森を利用して避けて反撃を基本にした。
怖いのは石弓なので、クレイマーにツヴァイハンダー持たせて撃破させる。
西にはリースさまとアデオンの連携コンビを送り込む。が、相手が弓系多かったのでアデルの「待ち伏せ」が有効に機能しなかった。配置ミスったな~、南に回すべきだったか。
リースさまは安定の強さで、サクシードなら大抵の敵は一撃必殺なので助かった。
南はエルバートとその他。ちなみにエルバートはCCしていない。っつか、槍なんてそもそも使ってねぇ。
さすがに敵の数が圧倒的すぎて、開始早々劣勢に次ぐ劣勢。
そうこうしてる内に敵の増援が到着し始めて、弓騎馬隊が暴れ出して収拾がつかなくなる。
だめだ、、、、絶望的なまでに戦力差がありすぎる。。。
必死の思いで耐える。生き残るために高価な武器もバンバン投入する。
温存してたらクリアできないと思ったんだ。
そ、、し、、、て
魔の13ターンがやってくる。
敵の大増援。大量のブラックナイトとドラゴンナイト来ちゃったよ。
1体倒すのも大変なやつらなのに、全部で何体いるんだこれは、12体?
「あー、なにか育て方とかゲームの進め方とか間違ってたのかなー」って思いました。
こういう系のゲームにはコツがあって、それに則らないと詰む的なナニカがあるのかなって。
あんまりゲーム知らないんで、そういうの分からん。
15ターン耐えるのが勝利条件なので残り3ターン。
どう考えても何人か殺されるなーと思いつつ、防衛続行。
軽く突っ込んできたブラックナイトに殺されそうになり、まともにぶつかるのは止めた。
とにかく3ターン凌げばいいのだ。
「潜む」「射撃待機」辺りを駆使し、時間を稼ぐ。
敵の狙いは南と西の砦だけど、幸いマーセルとウォードが守っていたところなので、一撃死は無い。
でも、どんなに頑張っても、14ターン目終了の頃には、もう一押しされたら半数は戦死するってとこまで追い詰められました。
ここまで頑張ってきてこれか~~~~~と、画面の前で半泣き状態。
と・こ・ろ・が
15ターン目になったら、敵が撤退していくじゃありませんか。
???を頭に浮かべながら、どうやら生き残る事ができたらしいと安堵。
【2周目】
備えはバッチリ。
北は砦にシェルパ、遊撃にフェイとクレイマー。シェルパなら問答無用で反撃してくれるから、ナイトソードなりツヴァイなり持たせておけば、どんどん倒してくれる。
西はリース、エルバート、エニード他。
速攻で大火力をぶつけて敵を削り、増援ポイント付近に陣取って弓騎馬隊の動きを封じる。
南はアーサー、シルウィス、イストバル。
アーサーにヴォータンの槍をもたせて、2射程以外の敵に反撃&切り込み反撃できるようにした。
逃した敵は潜んでいたシルウィスとイストで撃破。
開始5ターンまでには敵先鋒を殲滅。
増援ポイントまで戦線を押し上げ、砦への進入路を封鎖してしまう。
こうなれば後は楽ちん。
出現した傍からラーズ司祭もバリスタもぶっ壊す。
西の部隊は弓騎馬を殲滅したら南に合流。
13ターン目の増援は西からの連中は無視。南に可能な限りの戦力を集めて、一挙に削る。
粉砕ウォーピックとパラスレイア、パスカン追撃が強い強い。
14ターン目には南からの増援は全滅。
西から来るやつらの撤退を追撃すべく配置につく。
楽勝、いえーい。
突然の敵の撤退に戸惑うリースだが、帰還後にセレニアの乙女による休戦が為ったと知る。
しかし、これは帝国のピアス伯爵とゴルドヴァ司教の罠だった―
ここいらは神展開すぎる。
グラフィックはPS2のくせにPSクラスと言われ、ムービー演出も皆無な本作ですが、それらを全く感じさせない素晴らしい盛り上がり。
昨今の演出重視のゲームの真逆をいくストイックな造りなのに、演出重視のゲームより遥かに感動してしまうのは、ゲームそのものが本当に面白いからだと思う。
いよいよ14章。残り2つ。