9章 橋梁破壊
西部戦線では、同盟軍の別動隊が帝国軍の侵攻を阻んでいた。
指揮官はディアナ公爵ベルナード。世が世なら、ウォルケンスに代わりヴェリア王として同盟に君臨していたかもしれない男である。
西部方面軍の活躍は、ベルナードの評価をいやが上にも高めた。
しかし、愚王ウォルケンスはベルナードの台頭を恐れ、彼を流刑に処してしまう。
戦力で劣りながら、ベルナードの優れた用兵術で善戦してきた西部方面軍。
彼のいなくなった穴は大きく、瓦解の兆しを見せていた。
その中にあって、ベルナードの副官を務めるリースの父バーンストルは苦心を重ねていた。
一方の主戦線では、帝国軍の侵攻を妨ぐ最後の牙城レマゲン要塞が陥落。
帝国軍は補給が済み次第、ナルヴィアへ侵攻開始するのは確実となった。
同盟軍は窮余の一策として、機動兵団によるレマゲン強襲作戦を立案。
捕虜として使役されている工兵を解放し、レマゲン大橋を爆破させ、帝国の進攻を遅らせるために。
この任に赴くシノン騎士団。絶望的な要塞攻略戦が始まろうとしていた―
ってな感じで9章。
この辺りからストーリーがダイナミックに展開します。
北に帝国軍、南にボルニア軍を抱え、頼みの西部戦線も瓦解しつつある、と散々な状況の同盟軍。まさに敗戦目前。
プレイヤーが率いるシノン騎士団は小所帯ですから、活躍しても大戦の趨勢に与える影響は小さいんですよね。
敵の要塞守備隊は非常に数が多く、自軍の4倍ほど。質の面でも粒ぞろいです。
そして、9章といえばランスナイト部隊。それまで1体でも恐怖の対象だったランスナイトが9体も登場します。遠距離兵器バリスタも2台登場。
それらを突破してもボスのグラーブがいる。こいつは強すぎる…
初見で倒せる人がどれだけいるやら。
よくぞここまで思い切った戦力差にしてくれたもんだ(笑
多くのプレイヤーを挫折に追い込んだという難所ですが、ターン制限は無いので慎重に進めば何とかなります。あんまり遅いと工兵たちが射殺されて、クリア後の勲功が減りますけど。
【初回プレイ】
ここまでのプレイで、このゲームには意外な攻略法と多数の罠が潜んでいることを痛感したワタシは、このマップを見て考えた。
大橋を突破するのが正攻法といった雰囲気をピシピシ感じるけど、
「これ、いきなり浅瀬渡って奇襲かけた方がよくね?」
「そうだそうだ、大橋攻略ってのは罠だな!」
と着想しました。
そもそも、大橋経由で正面からぶつかって勝てる相手には思えない。
初っ端からラレンティアを壁活用して小島にいるランスナイトを撃破。
浅瀬経由でいくと、敵のランスは威力を発揮できなくなるから、コッチが有利なのね。
しめしめ、このまま城門まで電撃戦をかけて要塞を逆占拠してしまおう。
しかし、、、要塞手前の跳ね橋を下した途端…
敵の全軍がこっちに向かい始めたよ!!gkbr
敵前衛のギガースナイトが防御37とかいうフザケタ硬さで、魔道士のいないウチの騎士団では苦戦必至。普通の武器じゃダメージ通りません。
ヒートアローとか駆使してギガースナイトを撃破してしまうと、今度はランス部隊のヒット&アウェイを食らうのは間違いなく、それを撃破しようと戦線を前に出すとバリスタで"ぷすっ"とやられてしまう。
こ、、、、これは・・・。なんと見事な敵の連携。プレイヤーより遥かに上手い。
やはりナントカして大橋から攻略すべきだったかと思った。
せめてバリスタの狙いだけでも逸らせればよかったんだけど、要塞内の乱戦と、城門付近の防衛とで手一杯だったのよね。
ギガースナイトは敢えて撃破せずに、マーセルを盾にひたすら耐え続けることにした。
こうすると、崖を移動できないランス部隊は交通渋滞を起こして身動きとれなくなるので安全。
マーセルには辛い思いをさせるがしょうがねぇ。
マーセルがひたすら耐えている間に工兵を解放しようと突入。
したのはいいけど、本丸の城門付近がバリスタの射程にっ!!!!
これはまいった。。城門破壊してる間に何人か殺されそうだ。
騎馬兵のヒット&アウェイで城門を破壊することにする。
エルバートだけは「弓回避」の発動が期待できることと、一撃食らっても死なないことから城門前に張り付かせることにした。これ以上バリスタをコチラに近づかせないために。
なんとか、城門を打ち破って敵将グラーブ撃破を狙う。
が、無理、勝てない、こいつ強すぎる。
頼みのアイギナの魔法も驚きのスキル「魔法回避」で避けられる。物理攻撃はあまり通らない頑丈さのうえに、ブラックシールドで反射されたらコッチが死ぬ。
作戦変更。
9章の勝利条件は「工兵長と会話する」なので、必ずしも敵を倒さなければいけないわけじゃない。
そこで、敵将は無視して工兵長の救出を優先したところ、どうにかクリアできました。
マップ内の敵の半数以上を残したままのクリアという、、、経験値稼げなかったのはキツカッタカモシレンナ。当然マップ南側での住民依頼は一つも達成できず。
(時間制限無いから、敵を掃討したあとに回ろうと思ってたんだ…)
最大の反省点は敵バリスタの注意を引きつける別動隊を作っておかなかったこと。
あの2基のバリスタさえいなければ、もっと楽に戦えたはずなんだよねぇ。。。
それにしても、、マーセルが輝いてたよ。1周目ではいろんな場所で頼りになったわー。
【2周目】
2周目も浅瀬経由の奇襲ルートでやることにした。今度はバッチリ成算があるぜ。
アグザルを海上に派遣してバリスタの狙いを引きつける。
バリスタは射角制限があって、そこから外れた敵を狙うには回頭しないといけない弱点がある。
そこで、射程ギリギリをうろついて、やつらを回頭に右往左往させて、その隙にギガースやランス部隊を撃破。その後陸路でバリスタ破壊を狙う。
対ギガースナイトにはCCしたエニードを当て、対ランス用にシルウィスの射撃待機&雷神の矢を投入。「強弓」もあるので、城内の敵にもちょっかい出せるのが嬉しい。
敵将グラーブ対策には破盾の矢を用意した。これでブラックシールドを破壊してしまえばOK。
対策が上手く行ったのか、今回は敵を全滅。住民依頼も全部こなして宝箱も開けました。
いやっほぅ。
完璧や…
初回とは大違いだ。
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9章任務完了、帰還後。
西部戦線で父のバーンストルが帝国の名将ゼフロスに討たれ戦死したとの報が入る。
シノン公爵家の当主バーンストルが死んだので、公子リースは跡を継ぐため帰国するのが常道ではあったが、リースは"父との約束"を果たすために、敢えてナルヴィアで戦い続けることを選んだ。
リースかわいそす。。
この"父との約束"の回想シーンすごく好きなんだよね。
西部戦線では、同盟軍の別動隊が帝国軍の侵攻を阻んでいた。
指揮官はディアナ公爵ベルナード。世が世なら、ウォルケンスに代わりヴェリア王として同盟に君臨していたかもしれない男である。
西部方面軍の活躍は、ベルナードの評価をいやが上にも高めた。
しかし、愚王ウォルケンスはベルナードの台頭を恐れ、彼を流刑に処してしまう。
戦力で劣りながら、ベルナードの優れた用兵術で善戦してきた西部方面軍。
彼のいなくなった穴は大きく、瓦解の兆しを見せていた。
その中にあって、ベルナードの副官を務めるリースの父バーンストルは苦心を重ねていた。
一方の主戦線では、帝国軍の侵攻を妨ぐ最後の牙城レマゲン要塞が陥落。
帝国軍は補給が済み次第、ナルヴィアへ侵攻開始するのは確実となった。
同盟軍は窮余の一策として、機動兵団によるレマゲン強襲作戦を立案。
捕虜として使役されている工兵を解放し、レマゲン大橋を爆破させ、帝国の進攻を遅らせるために。
この任に赴くシノン騎士団。絶望的な要塞攻略戦が始まろうとしていた―
ってな感じで9章。
この辺りからストーリーがダイナミックに展開します。
北に帝国軍、南にボルニア軍を抱え、頼みの西部戦線も瓦解しつつある、と散々な状況の同盟軍。まさに敗戦目前。
プレイヤーが率いるシノン騎士団は小所帯ですから、活躍しても大戦の趨勢に与える影響は小さいんですよね。
敵の要塞守備隊は非常に数が多く、自軍の4倍ほど。質の面でも粒ぞろいです。
そして、9章といえばランスナイト部隊。それまで1体でも恐怖の対象だったランスナイトが9体も登場します。遠距離兵器バリスタも2台登場。
それらを突破してもボスのグラーブがいる。こいつは強すぎる…
初見で倒せる人がどれだけいるやら。
よくぞここまで思い切った戦力差にしてくれたもんだ(笑
多くのプレイヤーを挫折に追い込んだという難所ですが、ターン制限は無いので慎重に進めば何とかなります。あんまり遅いと工兵たちが射殺されて、クリア後の勲功が減りますけど。
【初回プレイ】
ここまでのプレイで、このゲームには意外な攻略法と多数の罠が潜んでいることを痛感したワタシは、このマップを見て考えた。
大橋を突破するのが正攻法といった雰囲気をピシピシ感じるけど、
「これ、いきなり浅瀬渡って奇襲かけた方がよくね?」
「そうだそうだ、大橋攻略ってのは罠だな!」
と着想しました。
そもそも、大橋経由で正面からぶつかって勝てる相手には思えない。
初っ端からラレンティアを壁活用して小島にいるランスナイトを撃破。
浅瀬経由でいくと、敵のランスは威力を発揮できなくなるから、コッチが有利なのね。
しめしめ、このまま城門まで電撃戦をかけて要塞を逆占拠してしまおう。
しかし、、、要塞手前の跳ね橋を下した途端…
敵の全軍がこっちに向かい始めたよ!!gkbr
敵前衛のギガースナイトが防御37とかいうフザケタ硬さで、魔道士のいないウチの騎士団では苦戦必至。普通の武器じゃダメージ通りません。
ヒートアローとか駆使してギガースナイトを撃破してしまうと、今度はランス部隊のヒット&アウェイを食らうのは間違いなく、それを撃破しようと戦線を前に出すとバリスタで"ぷすっ"とやられてしまう。
こ、、、、これは・・・。なんと見事な敵の連携。プレイヤーより遥かに上手い。
やはりナントカして大橋から攻略すべきだったかと思った。
せめてバリスタの狙いだけでも逸らせればよかったんだけど、要塞内の乱戦と、城門付近の防衛とで手一杯だったのよね。
ギガースナイトは敢えて撃破せずに、マーセルを盾にひたすら耐え続けることにした。
こうすると、崖を移動できないランス部隊は交通渋滞を起こして身動きとれなくなるので安全。
マーセルには辛い思いをさせるがしょうがねぇ。
マーセルがひたすら耐えている間に工兵を解放しようと突入。
したのはいいけど、本丸の城門付近がバリスタの射程にっ!!!!
これはまいった。。城門破壊してる間に何人か殺されそうだ。
騎馬兵のヒット&アウェイで城門を破壊することにする。
エルバートだけは「弓回避」の発動が期待できることと、一撃食らっても死なないことから城門前に張り付かせることにした。これ以上バリスタをコチラに近づかせないために。
なんとか、城門を打ち破って敵将グラーブ撃破を狙う。
が、無理、勝てない、こいつ強すぎる。
頼みのアイギナの魔法も驚きのスキル「魔法回避」で避けられる。物理攻撃はあまり通らない頑丈さのうえに、ブラックシールドで反射されたらコッチが死ぬ。
作戦変更。
9章の勝利条件は「工兵長と会話する」なので、必ずしも敵を倒さなければいけないわけじゃない。
そこで、敵将は無視して工兵長の救出を優先したところ、どうにかクリアできました。
マップ内の敵の半数以上を残したままのクリアという、、、経験値稼げなかったのはキツカッタカモシレンナ。当然マップ南側での住民依頼は一つも達成できず。
(時間制限無いから、敵を掃討したあとに回ろうと思ってたんだ…)
最大の反省点は敵バリスタの注意を引きつける別動隊を作っておかなかったこと。
あの2基のバリスタさえいなければ、もっと楽に戦えたはずなんだよねぇ。。。
それにしても、、マーセルが輝いてたよ。1周目ではいろんな場所で頼りになったわー。
【2周目】
2周目も浅瀬経由の奇襲ルートでやることにした。今度はバッチリ成算があるぜ。
アグザルを海上に派遣してバリスタの狙いを引きつける。
バリスタは射角制限があって、そこから外れた敵を狙うには回頭しないといけない弱点がある。
そこで、射程ギリギリをうろついて、やつらを回頭に右往左往させて、その隙にギガースやランス部隊を撃破。その後陸路でバリスタ破壊を狙う。
対ギガースナイトにはCCしたエニードを当て、対ランス用にシルウィスの射撃待機&雷神の矢を投入。「強弓」もあるので、城内の敵にもちょっかい出せるのが嬉しい。
敵将グラーブ対策には破盾の矢を用意した。これでブラックシールドを破壊してしまえばOK。
対策が上手く行ったのか、今回は敵を全滅。住民依頼も全部こなして宝箱も開けました。
いやっほぅ。
完璧や…
初回とは大違いだ。
---------------------------
9章任務完了、帰還後。
西部戦線で父のバーンストルが帝国の名将ゼフロスに討たれ戦死したとの報が入る。
シノン公爵家の当主バーンストルが死んだので、公子リースは跡を継ぐため帰国するのが常道ではあったが、リースは"父との約束"を果たすために、敢えてナルヴィアで戦い続けることを選んだ。
リースかわいそす。。
この"父との約束"の回想シーンすごく好きなんだよね。