私の周りには婚活大先輩が数人いらっしゃいます。

皆さまお綺麗だし、面白いし、素敵な方々です。

共通しているのが、結構なお嬢様育ちのせいか独特の浮遊感がおありです。
今日はそんな大先輩たちの中からお一人紹介したいと思います。

☆見た目女子アナっぽい先輩☆
年齢: 40代前半
備考: 婚活に200万ほどつぎ込んでいる。

こちらの先輩は以前の職場の先輩でした。パッとみると女子アナ風だし家庭的に見えるし、とてもモテそうな感じです。

高級住宅街に二世帯住宅を建てており、未来の旦那様絶賛募集中です。

なんかちょっと面白いところもあります。

大学にはサリー着用で通ってたとか、サリーで教習所行ったら教官に怒られたとか、突然大連に留学したりとか。
勿論、おデコにはチャクラシールつけてたそうで、第三の目が開眼しまくりの学生生活を過ごしておられました。

そんな先輩は婚活につぎ込んだ金額が総額200万ほどになるというツワモノ。
もちろん独身です。

さすが200万ほどつぎ込んだだけの事はあり、凄い数のサンプルをお持ちです。

中でも50代医師とのお見合いエピソードは強烈でした。

・跡継ぎの男子を絶対に産んでもらわないと困る。
・息子は絶対に医者にせねばならぬ!

凄い、明治時代みたい。

跡継ぎ女子でもよくないかい?女医でよくないかい?

そもそもそんなに跡継ぎ熱望してるならもっと早く結婚しなさいよ。

とにかく子どもを産ませまくりたいそうなので若い嫁を望んでおり、先輩(当時30代後半)に早く子どもを産めと凄んできたそうです。

まだ結婚もしてない相手に、、怖すぎる。

先輩はそれ以来婚活がトラウマになっちゃって、今は韓流アイドル追っかけてます、


まぁ、、わからなくもない、、。


また、殆どの殿方たちは親の介護と自分の介護をやってもらいたいのが目的過ぎて、結局お話がまとまらなかったそう。

お話を聞いている中には良さそうな殿方もいらっしゃったのですが、ちょっと謎な理由でブチギレて破局していました。

殿方「僕の赴任先(超一流企業)は少し地方になるのですが、一緒に来て頂けますか?」

先輩「勿論ですラブ。でも、その辺には私のキャリアが活かせるお仕事が無さそうだし、専業主婦になりますね。」

殿方「でも、本当に何もないところですからきっとつまらなくなると思います。仕事したいなぁって思うかとしれませんよ。」

先輩「いいえ、私のキャリアが活かせるお仕事は都会にしかありませんから、専業主婦になるしかないと思います!」

殿方「でも、本当にやる事がないようなところですよ?もしくは、名古屋になら2時間半で出れるから遠いけど通勤されるか…。」

このやり取りが破局に繋がりました。

どの辺が怒りにふれたのかわかるようなわからないような、、、。

確かにこちらばかりキャリアを捨てるのは腑に落ちないのはわかるのですが、専業主婦ならokなんですよね、、、でも、先輩は炊事洗濯一切やった事がない上にお金も結構使っちゃうから、専業主婦向かないと思うんですよね、、、。

じゃあ、お相手の赴任先の近くで扶養枠でもいいから働けばいいのでは、、、?
って思ったけど、火の粉がふってくるのが怖過ぎて誰も何も言えませんでした。



専業主婦希望だけど家事は一切出来ない(卵焼きも焼けない)、家にお金入れたことない、生活レベル落としたくない、本当は二世帯住宅に住んで欲しい。

結構凄い条件だぞ、、、。
親御さんもどうして彼氏もいないし結婚の予感すらない娘の為に二世帯住宅建てちゃったのだろう。

でも、先輩にはいいところもあって、遊びに行くときは一人一人に小包装したお菓子セット持って来てくれたり、職場の休憩室に何処かの国の高いお茶置いてくれたり、気の利くところもあるのです。

あと、中国語ペラペラです。

 
合コンに誘っても異常に照れる、もしくは何故か急にいい女風を装い「行ってあげてもいいけど?」とか言っちゃうので、みんな面倒になっちゃって誘わなくなってしまうという悲しい歴史もあります。

でも、なんだかんだで応援していたりします照れ

頑張れ先輩。
ついでに私も頑張れ。