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3年ほど前にウイリアム・モリス展に行ったのですが、今回はその原点ともいえるkatagmi style展に行きました。


産業革命の成果により均品質で安価な品が大量生産され、生活が豊かになった反面、職人の手作業による美術的価値や労働に対する喜びが失われていった事へのアンチテーゼがアーツ・アンド・クラフツ運動だそうです。


生活と芸術を一致させようとするモリスの思想と実践は、装飾の施されたインテリア製品・壁紙・ステンドグラス・本など細部に至り職人の気配りが感じられる物ばかりでした。


パリ・ロンドン万博で日本の美術・工芸品が西洋美術を刺激しジャポニスムがブームになったのは知っていましたが、染め道具である型紙が多大な影響を与えていた事には驚きました。


そういえば近年の和柄ブームも、京都の染め屋さんが和装が下火になり経営不振になった時、会社の財産は何代も受け継いできた型紙のデザインだと気づき、それでアロハシャツを作って大成功した話し思い出しました。


他人の仕掛けた流行に追い回されて大量消費される物よりも、古くなっても味の出る本物の品に出会いたいし使って行きたいと思うのです。


そして人との付き合い方もその時だけが楽しいだけで無く、長く付き合うほど味が出て良さの分かる付き合い方をして行きたいのです。

アーツ・アンド・クラフツのように
15歳の時に初めてバンドを組んで、コピーしてたのがディープ パープルでした。

メジャーどころの曲はほとんどコピーしました。

昨日、昇天されたジョン・ロードはハードロックにクラシックを取り入れた第一人者だったと思います。

82年(?)にホワイトスネークのメンバーで来日した時、大阪厚生年金会館に見に行きました。

フール フォー ヨア ラヴィングの頃です。

ジョン・ロードのオルガンソロの時、客席から「古いことしてるなーっ」て罵声が上がったを、今も覚えています。

その当時はドン エイリーが売れっ子キーボードプレイヤーだったので、きらびやかさが無かったのは否めなかったのですが、酷い言葉でした。

ハードロックのキーボードプレイは、ジョン・ロードが基本形だと思っています。

だから、今聞き直しても、ちっとも古いと思わないし、いまだにカッコイイなあと思います。

今の若いミュージシャンでも、その影響を受けていると思う人がたくさんいます。

ハモンドオルガンにディストーション、レスリースピーカー、巨体でオルガン揺すってる。

貴方は本当にカッコよかった。
安らかにお眠り下さい。
暗闇の中にただ一人でいると思わなくていい。

閉じているまぶたをほんの少しだけ開ければいい、薄目でいい。

大きく見開く事なんてしなくていい。

光を感じるかい?薄っすらでも…

暖かさを感じるかい?気のせいでも…

そうすれば、その方向へ手を差し出せばいい。

その手をしっかりと握り締めてくれる人がいるからね。

ただそれだけの事。