世界の目はあなたを見ている | red-4stringsさんのブログ

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1980年にジェネシスのピーター カブリエルの曲でスティーブ ビコを知りました。


南アフリカがアパルトヘイト政策をとっていた時代に、医学生でありながら学生・市民を巻き込み黒人の開放運動に尽力した人です。

投獄・釈放を繰り返し、影響力の大きさから最後は拷問による非業の死を遂げました。


その当時、良識のある人達は彼を見続け・見守って来たのですが力が及ばなかったようです。


いま、中国では陳 光誠が一人っ子政策による人権蹂躙に抗議し当局に監禁拘束されていた事は周知の通りです。


アメリカが陳氏の身柄を確保した事で少しほっとした矢先、陳氏が中国に残るという何とも不可思議な政治決着で事の収拾が図られようとしています。


米中は政治・人権問題では対立するも、経済では深い結び付きがあるので、陳氏の問題は早急に解決が望まれる事情があるのでしょうが、いま行われようとしている茶番を看過して良いのでしょうか?


公平・正義の声を上げた者が潰され、切り捨てられる世界は空恐ろしいものです。


大きな力の前では無力を感じる事もありますが、勇気を持って声を上げ続けなければ、事態は悪化する事はあっても、良くなる事はありません。


この勇気ある人を私達は見捨てはいけないのです。

シラケてはダメです。
良心の代弁者なのです。


スティーブ ビコのように獄死させてはいけません。
みんなの目を、世界の目を彼に向けなければなりません。