20日ほど前に映画のピンクフロイド ザ・ウォールを見てきました。
中三の頃イギリスでパンク・ニューウェーブムーブメントが起こりました。
セックス ピストルズのジョニー ロットンの一言で、私の熱狂していたハードロックやプログレッシブロックは全て過去のものになってしまいました。(オールドウェーブと呼ばれ一蹴された)
「ROCK IS DEAD」
社会に対する若者からのアンチテーゼをロックに取り戻せというのが、パンクムーブメントの神髄だと理解している(間違っていればごめんなさい)
オールドウェーブは商業主義に走りすぎた、演奏が上手くなければ音楽が出来ないのか?
その様な声があがっていたと思う。
そんな時に発表されたのがピンクフロイドのザ・ウォールだった。
オールドウェーブと呼ばれるバンドでも社会に対するアンチテーゼが出来るのだと確信した。(全世界で3000万枚のアルバムを売り上げた)
another bricK in the wall (part Ⅱ)
俺たちは教育など必要ないWE DON'T NEED NO EDCATION
俺たちに思想統制など必要ない
WE DON'T NEED NO TOUGHT CONTROL
教室に陰険な皮肉などなくていい
NO DARK SARCASM IN THE CLASSROOM
教師どもよ、自分の生徒を放っておけ
TEACHERS LEAVE THEM KIDS ALONE
おいっ、教師ども、生徒たちを放っておけ
HEY!TEACHERS! LEAVE THEM KIDS ALONE
ようするに、こんなものはただの壁のレンガのその一つにすぎないのだ
ALL IN ALL IT'S JUST ANOTHER BRICK IN THE WALL
結局のところ、人生は壁のレンガの一つにすぎないのだ
ALL IN ALL YOU'RE JUST ANOTHER BRICK IN THE WALL
30年ぶりに聞き直してみれば、はたしてそうだろうか?と疑問が湧いてきた。
教育や知識はその後の人生で様々な選択や決断を迫られる時に、正しく判断していく指標となるもので、これが欠けてしまえば人に騙され、危険な方に追いやられてしまう。
本当に心ある先生(大人)は、優しさ故の厳しさを教えてくれるものである。
今、私たちが何とかやっていけているのも、学校では勉強はしなかったが社会にでてから大人の人に教えてもらい、正しい方向へ導いて貰ったのだと思います。
30年ぶりのザ・ウォール
解釈の仕方が真逆になってしまいました。
歳をとってしまったんでしょうね。