ウィスキーの製造工程を学びながら、試飲もできるものでした。
出来立てのウィスキーは、無色透明の液体で、我々の知っている。琥珀色からは想像も出来ないものでした。
試飲をさせてもらいました。きっと一番搾りのビールの様にフレッシュな味だと思いました。
ところが、味も香りもなく舌を刺すだけで、とても飲める代物ではありません。
ガイドさんの解説では、ウィスキーはこの後、湿度と温度の管理をし、何年も使い込んだ樽に詰めて熟成させるそうです。
何年もの年月をかけて、完成するそうです。
愛についても、そのような気がします。
若かりし頃は、愛される事を願っていました。
その後、愛し愛される事が最上の愛だと思いました。しかし、そこには意識するしないは別にして、見返りを求めていた様な気がします。
今は、愛する人がいて、その人が幸せであれば、私も幸せを感じます。
母が子供を無償に愛するように、ただ単純に愛おしく思う野良。
