愛とウィスキー | red-4stringsさんのブログ

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昔、ウィスキー工場の見学に行きました。

ウィスキーの製造工程を学びながら、試飲もできるものでした。

出来立てのウィスキーは、無色透明の液体で、我々の知っている。琥珀色からは想像も出来ないものでした。

試飲をさせてもらいました。きっと一番搾りのビールの様にフレッシュな味だと思いました。

ところが、味も香りもなく舌を刺すだけで、とても飲める代物ではありません。

ガイドさんの解説では、ウィスキーはこの後、湿度と温度の管理をし、何年も使い込んだ樽に詰めて熟成させるそうです。

何年もの年月をかけて、完成するそうです。

愛についても、そのような気がします。

若かりし頃は、愛される事を願っていました。

その後、愛し愛される事が最上の愛だと思いました。しかし、そこには意識するしないは別にして、見返りを求めていた様な気がします。

今は、愛する人がいて、その人が幸せであれば、私も幸せを感じます。
母が子供を無償に愛するように、ただ単純に愛おしく思う野良。