当事者意識の有無 | 魔法の国語 新館

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中受の国語中心の家庭教師です。
東海中高、慶応大出身。
東海(特奨)、滝(特待)、南女など
東海地区のトップ校への合格実績があります。

県外は開成、聖光、洛南、東大寺、西大和など。
進学先は東大理三、旧帝医、最難関私立医など。
詳細はプロフをご覧下さい。

プロ家庭教師生活の中で

色々なご家庭を見てきました。

 

中学受験でこの家は大丈夫だな、

と思うご家庭に高い確率で

共通していることがありました。

 

それは保護者の方(特にお母さん)が

当事者意識を持っている、

ということです。

 

「中学受験は親が9割」という

西村則康先生の本もありますね。

 

お子さん4人を全員東大理三に合格させた

佐藤ママにも「受験は母親が9割」という

本があります。

 

私の印象でも中学受験は

親(特にお母さん)が8割だと

思います。

 

中学受験の場合、

お子さん本人の受験というよりも

お母さんのマネージメント能力が

問われていると思います。

 

保護者の方に当事者意識があると

やりやすいです。

 

ただ、お子さんへの過干渉になっても

自主性が育たないので良くないです。

 

匙加減は難しいですが、

保護者の方が「中学受験は自分の受験」と

思っていただいた方が良いかな、

とは思います。

 

そもそも小学生は自分で塾も選びようがないですし。

学校見学とかも自分一人ではできないことが

ほとんどだと思いますし。

 

佐藤ママの本は役に立つと思います。

まだ読んでいない方は

読まれると有益でしょう。

 

 

なお、大学受験になると

もう生徒本人ですね。

 

保護者の方で教えられる科目は

ほぼないと思います。

 

中学受験はマネージメントして、

中学高校で自主性を育てて、

大学受験は本人に頑張ってもらう。

 

そんな感じだと思います。