前回の続きのお話しです。

ギリギリで運行中止のトラブルを避けることができて良かったのですが、その日はやっぱり色々と思うことがありました。

その日の帰り、まだ遅延が続いていて駅員さんの
「ただいま5分遅れで…」
というアナウンスがなんだか元気がない感じでした。
自分の勤務する駅での事故だから色々と大変だったのかな~とお疲れさまな気分でした。
そしてなんとなく神妙な気分でやってきた電車に乗りました。

そして隣の駅。

発車間際、ベルが鳴りドアが閉まりだしてあと20センチくらいで閉まるというところで
「あ~!」という女性2人の慌てる姿が見えました。
なんとはなしに見ているとそのお2人、閉まりかけたドアにガシッ!と手を挟んできたのです。
2人がかりなのでドアも閉まらず、しばらく硬直状態が続きました。
もう目が釘付けです。
普通はすぐにドアが開くか、お客の方があきらめて手をひくかだと思うのですが、今回はどちらも譲りません。

長く感じましたね~。
でも電車が負けてまたドアが開き、2人は乗り込んできました。
堂々したもので、恥ずかしがるでもなく乗り込んだ反対のドア前に2人は立っていましたが、とっても乙女チックな声で
「開けてくれたね♪優しいね💛」
「ね。ホームに駅員いたのにね。」
という会話が聞こえてきました。

その話し方も内容もビックリでしたが、心の中で
(いや、開けたくなかったと思うよ。今日は遅れてるからそのまま出発したかったと思うよ。
遅延がある負い目から普通なら「危険だからやめて下さい!怒」っていうアナウンスもグッと我慢してるし。)
と思って運転手さんだか車掌さんだかに同情してしまいました。

それにしてもこの乙女な会話と、閉まりかけたドアをガシッ!と押さえた手の力強さのギャップに大変驚いた、そんな1日の終わりでした(笑)

皆さん、危険なので閉まりかけのドアに手を挟まないようにしましょう♪