「言葉」・・・人の発する音声のまとまりで、その社会に認められた意味を持っているもの。感情や思想が、音声または文字によって表現されたもの。言語。
人の言葉で何かを考えるきっかけになったり、新たなひらめきをもらったりして影響を受けることがあります。
お客様との会話の中から受けることや、映画のセリフ、本や雑誌の中の文章などから考えることが多くあります。
母から「これ、良いから読んでみて。」と雑誌クロワッサンをすすめられました。
『この女性の生き方に魅せられて』というタイトルのものでした。
何人かの女性(三輪明宏さんも含みます。)の文章でしたが、深いな~と思う言葉がいくつもありました。
日本画家・堀文子さんの
「私は、女というのは従属的な性で、良妻賢母になる以外の道はなかった時代に生まれましたから、そこで抗うのはやめてしまい、女にこだわらずに人になろうとしたのです。絵は全く差別のない世界。女だから見てはいけないもの、使えない色もない美の世界にひかれました。人になるためには、男と女の両性の感性を身につけなければと考えた結果、女と男の谷間に落ち、私の一生はその谷底を歩いてきたような感じでございます。」
という言葉。
女優・岸恵子さんの
「私には本当に心を許して話せる人たちが4、5人います。そういう人たちが全然いない、寂しさのつきまとう孤独はよくないかもしれない。けれど孤独は飼いならすもので、取り込まれてはいけないんです。だって自由を得るということの裏には、必ず孤独があるんですから。」
という言葉。
衣装デザイナー・ワダエミさんの
「仕事にそれ相応の結果を出すための努力をするというのは、プロなら、言わずもがな、ですよ。
自分で決めた仕事や人生は、全うするしかない。シンプルなことです。」
という言葉。
歌手・三輪明宏さんの
「親は慈父、慈母なんです。悲しむ母というのは、自分の子どもには苦労をさせたくない。かわいくて自分の子どもが一番。血の一滴も流させない。崖を登るにも母親が負ぶって爪から血を出してもはいあがって、子どもには楽をさせる。うちの子は間違っていません。世界中から守ってみせる。それが慈母なのね。慈父というのは、自分が死んだら、この子はひとりで歩いていけなくなる。そうしたらかわいそうだから、今から歩く練習をさせておいたほうがいい。そのために獅子が千尋の谷に我が子を落として力をつけさせる。どちらかが突出してしまうとおかしくなってしまう。慈悲とは、父母それぞれの役割であると同時に、父性も母性も、両方を併せ持っておかなければならないの。」
という言葉。
何年経っても頭の中に残っていて、あることでふっと思い返すような言葉というものがあると思います。
一瞬の会話の中や、さらっと見た文章の中でそういった「言葉」に出会うのはとても貴重で大切なものですね。
この雑誌の中の文章には感慨深い言葉がいくつもあったので、ちょっとご紹介させていただきました。
みなさんも、心に残っている言葉がありますか?