生活習慣病を良くしよう!!
■フリーター生活135日目
■野菜を摂らないといけない理由
厚生労働省は「野菜を1日に350g以上食べましょう」と国民の健康意識を高めるために、提唱しています。
野菜にはミネラル・ビタミンA・ビタミンC・ビタミンE・食物繊維などの人体に必要不可欠な栄養素が多く含まれています。それを補うためには、1日350g必要と国は考えています。
しかし、1日に350gの野菜というと
左の皿に盛られているのが350gの野菜で、右側が1日三食とした時の1食分の野菜の量です。思っていたよりも、ボリューミーに感じるのは私だけではないでしょう。
実際に、私たち日本人は、1日350gという野菜を野菜で摂ることを放棄しました。代わりに「野菜ジュース」として野菜の栄養素を摂り入れるようになりました。
■野菜ジュースで不健康に!!
では、野菜ジュースを摂れば健康になれるのかというと、そう都合よく行きません。
野菜ジュースは、製造する過程で、多くのミネラル・ビタミン・食物繊維が失われます。野菜からエキスを抽出したのちに、添加物として栄養素を補っています。
つまり、栄養はあと乗せということなのですが、結果的に栄養素が入っているなら問題ないと考えることもできます。
それ以上に問題視されるのは、野菜ジュースには野菜だけではなく、飲みやすくするために、多くの果物が使われていることです。
果物には「果糖」と呼ばれる、吸収されると、すぐに体脂肪に変わる恐ろしい糖質が含まれています。
野菜ジュースには、200mlで角砂糖3つ分の糖質が含まれており、毎朝のように摂取することで、肥満・糖尿病のリスクが上がります!!
つまり、健康のためにと摂っていた野菜ジュースで、体脂肪を増やして不健康になってしまうということです。
もし、健康のためにと、市販の野菜ジュースを飲み続けているならば、今一度、自分が口にしているものが本当に、野菜なのか、健康的なのか。考えてみるべきでしょう。
ー参考書籍ー