生活習慣病を良くしよう!!
■深部温度・皮膚温度とは??
人は内臓や筋肉などの体内の温度・皮膚の温度 二つの体温があります。
前者を「深部温度」後者を「皮膚温度」その二つの温度の差が近くなる程に人は眠りに落ちやすくなります。雪山で睡魔に襲われるのは、冷気で体の芯まで冷やされ、二つの体温の差が縮まるからなんですね!
■人が眠りにつくには??
■人の体温は
「皮膚温度」より「深部温度」の方が高くなっています。眠りにつく際には、この二つの温度を近づけるため「深部温度」から「皮膚温度」へ熱が伝わっていきます。
そしてその行先は「手足」です。赤ちゃんが眠る時に、手足が熱くなることは知られていますがそれは大人も同じだったんですね!
冷え性の方が眠りにつきにくいのは、熱の伝わりがうまく行われないことが起因しています。そして冷たい足を温めるために、靴下を履きがちですがそれはNGです。
手足に集まった熱は皮膚から外気に逃し、体の温度を下げるため靴下を履いていると排熱を邪魔してしまいます!靴下を履いてしまうと、せっかく外に追い出そうとした熱を囲ってしまうことになるのです!
■寝る前90分の入浴の力!!
この二つの体温を近づけ、スムーズに寝付くためにはどうすれば良いのか。
それは就寝90分前の入浴です!!なぜ、お風呂に入ると眠りにつきやすくなるのか。それは「深部温度」のある特徴を利用しているからです。
人の深部温度は入浴などで上がると、逆に下げようとする働きがあります!余分に上がった体温を体が下げようとしているんですね。
そして、深部温度が下がり、皮膚温度に近づくまでの時間が約90分ということです。でもなかなか寝る90分前に、お風呂になんて入れないという方もいるでしょう。
そういった方にオススメのなのが、シャワーと足湯です!
■シャワーと足湯の場合は
そのまますぐベッドに横になれば効果を得られます。シャワーと足湯は深部温度ではなく、皮膚温度の特徴を利用しています。体表面の温めることで代謝をあげ、熱放射を促します。これであれば、寝る前にパパッと済ませることが出来ますね!!
■まとめ
今回「深部温度」と「皮膚温度」についてご紹介しました。夜、布団に入って「寝付けない」「眠れる気がしない」という方のお手伝いができたらなと思います。
実際、自分も寝つきが良いの方ではないので、睡眠不足・寝つきが悪いことに、悩んでいる方々の気持ちはよくわかります・・・
そんな時には「一回シャワー浴びてこよう」「5分くらい足湯でもするか」と試したいただければ幸いです!!