誰もあなたにそんなことを頼んでいない。 | 分散と結晶化★岡田 歩のブログ

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いやー、「宇宙の構造」講座、どうなることかと思ったけど
無事終わりましたたいよう。

あまりに壮大で、かつ微細な内容なので、
コンテンツ作り、今までで一番苦労した~。

コンテンツ作り、もうほんと間に合うかと焦る大阪出張直前のある日、
私は、非常~にイライラしてたんですわ。
そして、2月4日からアリゾナに行くから、
その前に税理士さんに昨年度の帳簿とかもろもろを
渡さなければなりません。

だのにー、

7月から10月分の通帳が見つからない。

作業はアシスタントさんにお任せしているんだけど、
まかせるにも、ネタがないと任せられない。

慌てて銀行に行って、明細の再発行を依頼しようと思ったら、
当然のように銀行印を忘れる。
取りに戻って1時間のロス。

作成まで1週間かかるというではないか、イラーっ。
もう、それじゃ、ぎりぎりじゃん。

その上、ある方からいただいたメールの内容にプンプンする。
あたしねー、状況の進みが遅かったり、めんどくさくてイラっとすることは
よくあるけど、人にプンプンするのは、あんまりない。
それが、「さすがにこれは、ムカつくよ。」と思ったことがあったのさ。

イライラとプンプンが極まって非常に不愉快な気分なこの日、
バスの中で、突然、この言葉が頭をよぎったのです。

「誰もあなたにそんなことを頼んでいない」

そう、当たり前と言えば当たり前なんだけど、
世の中のどこにも、私に不快な思いになって欲しいって願っている人とか、
頼んでる人っていない....

私自身も、そんなことを私に頼んでいない。

誰かの言動が自分の思いとそぐわなくっても、
それはその人が私に嫌な思いをして欲しくてやっていることではない。

そうなのに、嫌な気持ちになったり、プンプンしたりするのは、私の選択。
「さすがに、こんなこと言われたんだったら怒るのはしょうがないよね。」
そうゆう言い訳のもとに、自分が選択していることを忘れている。

私がプンプンしたその相手は、私を怒らせるためにそう言ったわけではない。
その人の世界の中で、その人の都合や思いを表現しただけ。

世界中の誰もそんなこと頼んでないのに、一人でプンプンしていることの
意味のなさに気が付いて、ふと気持ちが緩む。

それを
誰かが見ているわけでもなく...
一人芝居がなんか滑稽だなーって...

念のため、マンションのエレベーターを「くそっ」って言いながら
軽く蹴飛ばしてみる(ごめんなさい)。
んー、なんか、しっくりこない。 あははー、様にならないー。

怒りを持つことが悪いとか、そんなことはこれっぽっちも思ってません。
感情の体験が宇宙の糧なわけで、いろんな感情を味わうのは、
私たちの役割の一つだと思ってます。

でもねー、不快な感情も味わいの一つだけど、
どんな感情であれ、度を越えて
長い期間それを
感じづつける続けるというのは、役割にそぐわない。

だから、ほんと、誰もそんなこと(私が不快な気分でいること)を
私に頼んでないんだよ。
なのになんで、やるの?

そんな思いがふと心をよぎった瞬間、数週間続いた心の靄が晴れていく。

気持ちは晴れても、セミナーの準備は晴れませんけどね、
最後の追い込み頑張りましたわ。

直後に、通帳は見つかりました。
そして、数週間、私をプンプンさせたメールの主は、
セミナー中に「ごめんね、許してくれる?」とかわいいメールをくれたとさ。