2013年の年末。ある工務店の方が「給湯器のメンテナンスの仕方を教えます。」という言葉に、DIY魂に火が付き、どんなもんか一度見ておこうということで、教えてもらうことにしました。
これまでの経験による勘では、「長くメンテナンスをしていないもの触るのは危険である」という不安がありました。例えばパッキンなど、これまで一度も触ったことがない場合は、固着していたり、ひび割れていたりするので、へたにさわると水漏れをおこしたりすることがあります。
そして、今回の不安が的中。。
点検の内容は取扱説明書にも書いてあるもので以下の三つ。

これを行った直後、すぐにはきづかなかったのですが、お風呂のお湯張りは出来るのに、シャワーやキッチンの蛇口からお湯が出ないという謎の状態になってしまいました。
この時点で、「お湯の温度調整を行っている調整弁が、お湯張りと給湯の2系統あって、給湯側のどこかが壊れているのだろう」と思いました。
実際に、給湯器のふたをあけてみると、配管は2系統に分かれていて、それぞれに弁とモーター、温度センサーらしきものが付いていたわけです。

でもって、どこが悪いのかを調べていきます。
こういう電子基板が使われている機器はだいたい10年ぐらいでこの電子基板の熱を持つ部品の「ハンダ」が割れてきます。
まずは電子基板を外して、ハンダのチェック。。
目視では、焦げていたり、割れていたりという、部品的には悪そうなところは見当たりません。。
「循環用水温センサ」の部分が若干ハンダクラック成長途中。
P22の水温センサーコネクタ部分のハンダクラックがひどい状況・・・・。直接の原因かも。。
というわけで、悪そうなところを再ハンダしていきました。。
ハンダごてはセラミックヒータータイプを使用しました。
最近の基板では鉛フリーのハンダを使用していることもあるので、基板にPBF
等の記号が書かれている場合は鉛フリーの可能性があるので、使用するはんだの種類に注意。
追いハンダでもいいですが、割れてるハンダはハンダ吸い取り器でいったん除去してから新しいハンダで付けてやるのがいいでしょう。
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↓こういうハンダ吸い取り器がこんな値段で手に入るのは本当にありがたいです。。
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こういうハンダの割れというのは昔からあって、
「テレビやラジオを叩くとなおる」
という症状の原因はこういう接触が微妙になったところが原因ではないのかと想像してしまいます。
さて、これだけでは完全復帰しなかったので、ほかの部分も見ていきます。
といっても、あとはモーター部分しかないので、こちらをばらしていきます。
取り外しはクリップを外すだけで簡単に外せます。

↓ダイヤフラム。。ピンを回すと、水とお湯の通路の幅を変化させて温度を調整してくれています。
モーターの型番。。ネットで検索しても出てきませんでした。。

モーターの位置をよく見てみると、メモリから振り切ってしまっている感じです。

もっと分解し、モーター部分を取り出し、一見悪くなさそうでしたが、すべて再ハンダ。
この後モーターもカシメを外して分解しましたが、ブラシレスで故障する部分が見られなかったので、そのまま復元しました。写真撮り忘れです・・・。
ここまでやって、振り切った部分を調整したところ、完全復活を果たしました。
今では問題なく使えています。
年の瀬にエコキュートへの交換を勧められましたが、価格は80万超!
自分でエコキュートを購入してやれば25万・・・。
今回の修理に使用した工具は「ハンダごて」「はんだ吸い取り器」「糸ハンダ少々」「プラスドライバー」「ラジオペンチ」ぐらいですかね。すべて家にあったので特にお金は使わずです。
ちなみに、こんないい経験をさせていただき、きっかけを作ってくれた工務店の方には感謝しています。また一つ、私にとって貴重な財産である「経験」を手に入れることが出来ました。。












