消費者が住宅展示場やモデルハウスを見学に行った際に
「住み心地のよい家」かどうかを 見極める方法のその2です。
①「夏、住み心地の良い家の見極め方」
モデルハウスや完成見学会で見学させてもらう際
夏 カンカンに冷房されていると、
冷房の力で 涼しいのか
建物の性能が優れていて 涼しいのか
見極めがつきません。
そこで、もっともわかりやすいポイントからご紹介します。
まず、家の中を見学する前に
エアコンの台数をチェックして下さい。
家の後ろ側に回って、室外機の数を確認するとよいでしょう。
「住み心地のよい家」ならば、なるべくエアコンにたよらないで過ごせる
ようになっているはずなので エアコンは必要最小限のはずです。
間取りにもよりますが、35坪程度の家であれば エアコン1台でも
十分に快適に過ごせる性能があるはずです。
例え住宅展示場のような大きな家であっても
エアコンが5台、6台と設置されているようなら不可です。
次に 建物の中を見学する際に
夏、住み心地の良い家が見極めるポイントは
「小屋裏物入れ(ロフトでもよい)が暑くないか」です。
小屋裏物入れに上がらせて頂いて温度を確認して見て
小屋裏が 外気温より暑いようなら、不可です。
なぜなら、小屋裏が熱い家は 小屋裏から発するふく遮熱の
ために2階が暑くなり 住み心地が大きく損なわれるからです。
クーラーをいくら効かせても、小屋裏だけは建物の断熱気密の
素の性能がでてしまうので、住宅の性能を小屋裏(ロフト)部分で
見極めようというものです。
小屋裏以外でチェックするポイントは
トイレ・廊下・階段・二階ホールの温度です。
ここが「ムッと」して暑いようだと不可です。
「住み心地」がよいとは言えません。
②「空気がきれいで 住み心地の良い家の見極め方」
一つの条件は計画換気が確実の行われて、2時間に1回きれいに空気が
入れ替わることで きれいな空気が実現します。
もっとも分かりやすいポイントは
「この住宅の気密の性能はいくつですか?」
と聞いてみてください。
気密値は正式には相当隙間面積といい 「C値」で示します。
確実な計画換気が期待できるのは 「C値<2」 の場合です。
それ以上の数値の場合は、確実な計画換気を期待できません。
住み心地のいい家という基準からすると不可です。
また気密値は建物が完成してから、徐々に緩んでいって最終的には
1.5倍~2倍に緩むと言われています。
ということは、長期的にみて確実な計画換気を期待する つまり
長期的に住み心地のいい家を維持していくには
「C値<1」 の性能が欲しいところです。
もっともここまで 厳しくすると 大手ハウスメーカーでも
建築技術を持っている会社が限られますが。
気密検査は建築中と完成後2回行っておられるかも確認して下さい。
「気密検査はいつ行うのですか?」
建築途中の1回だけというのは不可です。
最終の結果が大事なのですから。
次のチェックポイントは
計画換気を行う換気扇です。
住宅の換気扇には、吸気排気とも機械で行う第一種換気システムと
排気のみ機械で吸気は自然吸気の第三種換気システムがあります。
どちらの換気システムも問題ありませんが、
熱交換・湿度調節(省エネ効果)、チリホコリ、花粉などを除去する機能を重視するなら
第一種換気システムがお勧めです。
RECOM㈱
代表取締役 田中勇一
RECOM新築用web http://www.recom.ne.jp/