住宅業界に身を置いている私が強く疑問に
思っていることがあるのです。
それは、同じ不動産といいながらこの日本では、
土地は財産と言えるのに、
「築20年も経過した建物は財産とは呼ばれない!」
事実です。
疑問①何故、建物は財産でないのか?
日本の住宅の寿命は「30年」と言われています。
あの消費大国のアメリカでも「60年」
ドイツ・フランス「80年」
イギリスでは「120年」
イギリスでは150年以上の家の売買も珍しくないそうです。
これらの国々では
新築より中古売買の方が
盛んな位です。
疑問②日本では何故、自分一代限りの
「使い捨ての住宅」を建てるのか?
日本人の平均寿命は世界一
世界一長生きの国の家の寿命が
こんなに短くてよいのか?
木造住宅が長持ちしないのか?
断じて、そうではありません。
法隆寺・姫路城などの例をあげなくても
日本では木造建築でありながらも
数百年の耐久性をもった建築技術を
もっていたはず。
木材は濡れなければ
もしくは、濡れてもすぐ乾燥する状態
であれば 長持ちする建材です。
建築の計画の初期の段階に
基礎や断熱、通気、計画換気に気を使って
建築すれば もっと長持ちして、省エネ
そして快適さを兼ね合わせた住宅が実現します。
そうやってしっかり建築された建物は
「長く大切に使ってあげる」ことで
地震や台風、湿気(シロアリ)の多い
日本においても100年以上(200年)の
耐久性をもつことも可能と考えます。
「いいものを長く大切に使う」精神を
日本人に取り戻して欲しいと
願っています。