突然のタイトルなのですが、


「建築素材」ブログを書き始めるにあたって 


改めて私自身が 建築素材の勉強をしてみようと考えました。


本の出版にあたって人が感じる「暑い、寒い」の感覚(体感温度)


室温と平均ふく射温度(床・壁・天井の平均温度)÷2


で計算できることをお伝えしました。



しかし、人間が「暖かさ、冷たさ」を感じる感覚にはもう一つ


手や足で触った時の 「暖かさ と 冷たさ」 があります。


手足が床に触れて 足の熱が床に伝わる(逃げる)ことを


伝導(熱伝導) といいます。



ここで質問です。


同じ22℃の温度の床でも 冷たく感じる床と


暖かく感じる床があります。 どこがちがうのでしょうか?


NHKの 「ためしてガッテン」 のごとく実験してみました。


(実験の条件) 


日時:平成22年1月28日 午後1時~2時

場所: RECOMの事務所

室温: 23℃

素材の配置: ガラスのテーブルの上に素材を配置

ガラステーブル表面温度 19.8℃

計測機器:非接触型の赤外線放射温度計 AD-5611A  

被験者: 田中勇一

アシスタント: 小林


(実験内容)


①被験者の手の温度 33.6℃に常時保った。

 手の温度が33.6℃に戻るまで時間をおいて繰り返し実験


②素材の温度を測った。


③素材の上に手を12秒間置いた


④その後 手の表面温度を測り、手の温度変化を見た。


さて その実験の結果




ソーラーサーキットの家に住んで 生活を愉しむ  http://recom.ne.jp  まず被験者:田中の手の表面温度

 33.6℃を確認。


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次にガラスの表面温度確認。

19.8℃を確認






ソーラーサーキットの家に住んで 生活を愉しむ  http://recom.ne.jp-鉄の棒 画像

さて実験の一番初めは

一番冷たく感じそうな

「鉄の棒」 です。



ソーラーサーキットの家に住んで 生活を愉しむ  http://recom.ne.jp-鉄の棒の表面温度
「鉄の棒」の表面温度は

「20..8℃」です。


室温23℃より やや低いのは

19.8℃のガラステーブルの上に

置いてあったからと考えられます。



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この「鉄の棒」を12秒間

握ってみました。

ひんやりした鉄の冷たさが

伝わってきます。


20..6℃って室温で言えば

十分な温度だけど

それでも 鉄を握ると

冷たく感じます。



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それでは注目の手の温度を

測ってみましょう。

「29.1℃」

ひんやりしただけあって

手の表面温度が

「4.5℃」も下がっていました。

どうりで冷たかったわけです。


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次は

真鍮製(金属)の「ドアの取っ手」

実際の住宅に使われるタイプ。

見た目は美しいですが、さわったら

冷たそうですね。


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表面温度は

「21.5℃」

鉄の棒より温度が高いのは

ガラステーブルと接する面積が

小さいからでしょう。



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普通、取っ手はこんな

つかみ方はしないよねって

突っ込まないで下さいね

(=⌒▽⌒=) 

思い切ってガシッてつかみました。


12秒後



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手の表面温度は

「27.1℃」


21.5℃の取っ手を握って

27.1℃ 6.5℃の低下です。


この様子では「10℃」以下の温度の取っ手を

握ったら さぞかし冷たいことでしょう。


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今度は

「ガラス」 です。







ソーラーサーキットの家に住んで 生活を愉しむ  http://recom.ne.jp-ガラスの表面温度

表面温度は22.2℃

ほぼ室温と同じです。


このガラス板の表面温度が

室温に近いのはペアガラスのため

断熱性が高く ガラステーブルの

冷たさが伝わりにくいのでしょう。

ソーラーサーキットの家に住んで 生活を愉しむ  http://recom.ne.jp
同じく12秒間

ベタっと手をおいて

みました。



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そして手の表面温度を

測ってみると


「29.8℃」


ガラスは金属よりは

熱を奪わないようです。


あれだけ「ベタっ」て

触っていた割には

それほど冷たくなかった・・・

という印象です。


ガラスコップを持った時の

感じと同じですね。






実験はこの後


◎コンクリート


◎床タイル


◎樹脂サッシの枠


◎無垢の床材(ウレタン塗装)


◎無垢の床材(自然塗装)


◎無垢の床材(無塗装品)


◎断熱材(押し出し式発砲ポリスチレン SCフォーム)


と続きます。


続きは明日。



RECOM㈱代表取締役

「あなたの健康は家が決める」

著者 田中勇一

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